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シムを使う時(4/10シムの画像追加)

ウィールのネジを締めつけていくと回転が重くなってしまう場合があります。これはウィールやカラー等の部品のバラつきによる為で、特にアフターパーツを利用する場合はこのバラツキは仕方ない事だと思われます。このままの状態で回転を良くしようとするとシャフトのネジを緩めるしかなく、非常に危険です。かといって締めつけると回転が悪くなるので、高級なベアリングを使っても宝の持ち腐れとなってしまいます。

そこで必要になるのがシムと呼ばれるパーツで、ベアリングを使った部品を多く持つラジコンやバイクのカスタムなど手がける方にとって、このパーツは見なれたパーツですね。このシムをベアリングとカラーの間にはさむ事によって本来の回転を出し、シャフトもキュッ!っと締めつける事が出来るようになります。勘違いしていけないのは、シムを入れても回転が良くなるのではなく、元々そのベアリングが持っている回転性能を締めつけによる圧迫から極力落とさないようにする為の物と言う事です。その為、シャフトを締めつけても回転が重くならない方等には必要ありません。

手軽なシムの例

昔ラジコンでお世話になったKYOSHOのシムセット。秋葉原に寄った際、撮影用に思い付いた様に購入(^^;)。

店員さんに「きょうしょうのシムセットってありますか?」と聞けば出してくれると思います。小さいお店では在庫が無い場合があると思いますが、その時は取り寄せてくれると思います。

0.1mm0.2mm0.3mmの3種類がセットになってます。これは便利なセットです。とりあえず買いです。セッティングには重宝します。








こちらはアルミ製のシムセット。

どちらが良いとは一概には言えませんが柔らかいので接触面が荒い場合、こちらの方が密着度が高くなるので良いかも?パテ埋めみたいに?、、、(^^;)

とりあえず、お好みでどうぞって感じ(笑)















シムの付け方

まず、ウィールの片側だけベアリングをはめ込みます。








次にシャフトをウィールに通して一枚目のシムを入れます。

次にカラーを入れて最後に2枚目のシムを入れてください。

下図のような構成となります。








2-A

↓拡大図

シャフトを通したまま、ベアリングを挿入します。

※シャフトを通しておかないと、中のシムとカラーがずれちゃいますので注意!

プラスティックハンマー等でベアリングを圧入する場合は、難しいですね、この辺は各自工夫が必要ですね。






END

最後にウィールをアームに固定して終了です。

K2の場合、シムが厚すぎるとアームの間に入りませんので注意。







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