Sneaker TIPs


気をつけようサイズ選び
靴選びの条件としては、
1.靴底はまっすぐか(足の後ろと前では平均8度前後の傾きがあり、それが合っているかどうか)
2.カウンターはしっかりしているか、
3.靴の縫い目はまっすぐか、
4.シャンクはしっかりしているか、
5.トゥ・ブレイクは適切な位置にあるか、
6.適度な重さがあるか(歩行を前提にすると適度な重量が必要、フィットしていれば重量は感じない)
などと色々細かい点が言われますが、人の足型は個体差があり、市販の靴でこれらの条件に全て合った靴を手に入れようとするともう、
オーダーメードしか方法がありませんので、気に留めておく程度の基準と考えてください。

靴選びでは市販品では結局サイズでのみ選択することになります。上記の基準は買った靴がたまたま当てはまっていたらラッキーと言う程度でしょう。
したがって重要なのはサイズの選び方のみと言えます。選び方は踵からつま先までの長さで合わせるのではなく、幅〔ワイズ)を基準にして選ぶ事が重要です。幅がぴったりであれば、つま先部分にある程度余裕があっても問題ありません(つま先部分には空間があるほうが好ましい)。
そして、靴のサイズは各ブランド、各モデルごとにみんなバラバラで更に同じモデルであっても製造された年代によっても異なります。
購入の際は可能な限り試履きをお薦めします。

各社、各モデルのローカットのベーシックなスニーカーを並べてみる。
こうして見ると自分にジャストフィットなサイズはブランドや種類によって大きさの違いがあることが判る。
特にナイキの作りの小ささが良く判る。逆にコンバースの場合、古いモデルほど大きめである事が多い。


気をつけよう定番物のスニーカー選び
スニーカーの場合、定番物や人気のシリーズの場合モデルチェンジや復刻を繰り返して継続的に販売されるが、その度に生産国どころかディティールと素材や質までが変わったりして実にさまざまなバリエーションが存在するようになります。
特に復刻の場合、初期型の復刻であったりモデルチェンジ版の復刻だったり実に紛らわしい。同じモデルでも、ショップの在庫によってはさまざまなバリエーションがあるので選択の際は注目したいところ。
収益率や価格競争の維持の為に発生する、生産国の違いなどによる細かいディティール及び素材や質の変化はやむを得ないとしても、復刻するにあたってモデルによってはシルエットなどの気になる部分で違いがあったりするので同じモデルを再び購入する時には注意したい。

参考までにアディダスのカントリーを例にとって見てみる。
アディダスほどオリジナルのフランス製などの生産国に拘る人が多いブランドは他には無いでしょう。理由は生産国や生産年によってモデルの素材からシルエットやディティールが非常にバリエーションが多いからです、再販のたびに製品を見て一喜一憂する事が多いブランドはアディダスが一番でしょう。特に歴史の長いスーパースターやカントリーは尚更です。
カントリーはスパースターと並ぶアディダスの定番スニーカーとして息が長く、多くのモデルが存在しますが、元となる基本的なデザインベースは2種類と考えて良いと思われます。それは、(ゼロ)型と言ういわゆる初期型をモデルにした物(COUNTORY と表記されるBOXがある。)とT型の2種類の内どちらかがベースになっているようです。U型も出ていますがシルエットは殆どT型と変りありません。またハイテク版のカントリーと名のつくモデルも登場していますが、これらはデザイン的に別物となっているのでお話になりません(笑)。
このデザインベースの違いですが、パッと見ただけでは違いは感じないのですが、シルエットなど微妙に違っていて服とのコーディネートの際、見た目の印象に意外と違いがでます。

サイドビューと解説

COUNTRY T型 (標準モデル)

現在、最も多く見られるのがこのT型。
型、T型と言うのはBOXに表記されている物と無い物があります。今まで復刻と言えばこのT型を意味していましたが、最近になってこのT型に混じって初期型のディティールを再現した物が"COUNTORY ”として発売されています。
※初期型といっても実際は同じフランス製でも生産時期によってこれまた色々違いがあったらしく、今更、把握も出来ないのでフランス製=全て初期型としておきます。
ただし、発売されているのは「つま先と踵の補強部分がスエード」の普通のカントリーだけです。

COUNTRY T型 (ヌバック)

いろんな素材、色、デザインのバリエーションがリップルソールのタイプ等で多く発売されていますが、アッパーのディティール部分はT型とおなじ構成です。
T型の場合、シューレースの穴が6つなのが最大の特徴。アッパーの甲の部分のシルエットラインは直線的です。
また、T型は踵とつま先の補強の部分の面積が大きいです(ノーマルで言うとスウェードの部分)。

COUNTRY 0

サイドのトレ-ドマークの三本線の部分から踵にかけて走る2本のステッチラインとシューレースの穴が7つなのが特徴。
甲の部分のシルエットラインは緩やかな弓なりのカーブを描いています。
甲の指の付け根が来る辺りの高さが低く感じますがコレはアッパーの両サイドの形が元々潰れたように低くなっている為で実際はT型と比較すると同じくらいの高さです。

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トップビューと感想

COUNTRY KL

カントリー0型が発売されるまでディティールが最もオリジナルに近いと言われた限定生産の日本製カントリー。
使用する革の素材はオリジナルと違ってカンガルー革を使用していますが、その質のよさと作りの丁重さでオリジナルに拘る方にも納得出来る仕上がりです。
しかし、よく出来た製品ですが何故かタンのロゴがプリントではなく布を縫いつけたものとなっており、高級感はあるものの、オリジナルとまったく違う部分として目立つ事が拘る方には不満といえます。



COUNTRY T型 (標準モデル)

いやあ、こうしてみるとほんとプックリしてますね。
丸々といった感じですが、純粋なカントリーとしてみれば、スレンダーで美しかった女性がまさに時を経てすっかりオバチャンのようにたくましく肥え太った感じで、「ああ、さらば青春の幻影〜(涙)」などと感傷に浸りそうな感じですが、バリエーションモデルと考えればキャラクター性で売るタレントのようにこういうのもアリと思います。
個人的にはこうして購入しているだけにコレはコレでぬいぐるみのような愛嬌があって十分OKです。
COUNTRY T型 (ヌバック)

標準モデルと比べると僅かながらシャープでちょっと痩せてるかな?と言った感じですが、だまされちゃイケマセン。
女が化粧で化けるようにこのカントリーもこの濃い寒色系のカラーのおかげでちょっとシャープに見えるのです。
手にとって比べればどちらも殆ど変りありません。恐るべし化粧マジック。
COUNTRY 

いい女風?。シルエット的にナイスバディって感じでしょうか。出るところは出て凹む所は凹んでしかも肉感的。
プリプリッとしてるというかダイナマイトボディというか・・・?
でもちょっと遊び人風?
クビレ〜!などと叫びたいほどクビレがはっきり出ていてたまりません?
COUNTRY KL

これはもう「美しい・・・。」の一言、0型が単なる「体のいい女」ならこれは才色兼備の「最高の女」か?(意味不明)
スーパーモデルのようなスレンダーボディに気品が滲み出る。
どこにでもいるような女じゃないのよ。と言った感じですな。
それもそのはず、シルエットはオリジナルのフランス製に最も近いうえに革の素材にはカンガルー革を使用。そして生産は日本で行うなど質と作りも良いと言う、こだわりの限定品なのだから〜、当然、値段も高かった・・・。 これは別格ですな。

3人?並べて「COUNTRYビジュアル系」???
又は「カントリー3姉妹」・・・(死)

甲部分の頂点の高さは全部同じくらいである。
0型のみ履き口の最後尾(足首が当たる付近)の部分が一番せり上がってます。
この為か?踵の浮きとかは殆ど感じません。良い意味で改良されてるようです。


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