PWM対応ファンコンとしての可能性を感じさせる Thermaltake Riing RGB Premium Edition
Thermaltake が開発した、「 Riing 12 RGB Radiator Fan TT Premium Edition 」及び 「 Riing 14 RGB Radiator Fan TT Premium Edition 」
はLEDによる発光をコントロールする事が出来るファンが特徴の製品として販売されているが、この製品はLEDの他にファンのスピードもコントロール可能だ。

しかし、残念なことにコントローラー単体の販売はなく、ファン3個とセットでのみ販売という容易に購入に踏み切れない商品構成となっている。
また、仮に単体で販売されたとしても、コントロール機能がファンのLEDとファンの回転数のみとコントローラーとしての機能には不満が残る。
これが、汎用LEDの調光機能としてもコントロール出来、温度センサー対応でファンの回転数と連携できるようになれば、有望な製品となりえるだろう。
■ PWM-Master CA-PWM
PWM-Master アイネックス
PWM制御ではない3ピンのファンをPWM制御に変換するケーブル。
20cmクラスの大口径ファンなどのPWM非対応ファンをPWM制御に変換できる貴重なアイテム。
注意点としては回転数のパルス信号を送信しない2ピンファンでは使用できない。
ファンによっては回転数を抑えた低電圧時にファンが停止したり、予期しない動作が起こる場合がある。
DC入力: 12V
最大電流:1A アマゾンのユーザーレビューで3Aと書かれているが、誤った案内によるもので、3Aには対応しない。
DC出力: 4V (PWM 0%時) ~12V (PWM 100%時)
ケーブル長: 約20cm (PWM変換部含む)
システムの管理やモニタリングがPC上から制御可能な統合管理ツールではどんなことができるのか?ここでは
Corsair Link software で紹介する。
Corsair Link software は、ファン回転数や温度の管理、負荷に応じたLEDの発光パターン制御、各システムログの保存からイベント発生時のトリガー設定など、
直感的に操作できるインターフェースと軽快な操作性が非常に馴染みやすい統合管理ツールである。
Corsair が制作・配布しているソフトウェアである為、動作させるには Commander Mini やCommander PRO など Corsair のコントローラユニットが必須である。
Corsair LINK はバージョン 4.7.0.77 からAMD のAM4プラットホームにも対応し、発光パターンなど照明制御が可能になった。
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Corsair Link software ダウンロード
スタート画面
表示される情報は、マザーボード、グラフィックスカード、ストレージの温度やメモリーの設定情報、などwinndows上で認識できているセンサー情報は
殆ど表示されると考えていいが、CPUの動作クロックは表示されない。
Corsair 製水冷ユニットの Corsair LINK 対応モデルであれば、水温、ファン、LEDなどの情報も表示される。
設定画面
画面表示設定は任意の画像を背景にして、温度やファン回転数などの情報タグを自由に配置できるのが特徴で、
これによりどの情報タグがどの部分を指しているかが一目瞭然となる。
Corsair 製のケースであれば古い機種に至るまで画像が用意されている。
ファンの設定はグラフをドラックして温度と回転数を絡めた指定を自由に設定できる。
オプション
Windows起動時に自動起動させる等、Corsair Link に関する設定を行う。
グラフ表示
各種情報はグラフ表示可能で個別に任意のグラフだけ表示させる事もできる。
ログファイルに記録する事もできる。
Corsair Linkに対応したCorsair製の電源ユニットを接続している場合は、消費電力のモニタリングや電源ファンの制御が可能。
LED制御の内容は使用するLEDユニットにもよるが、コルセア製LED搭載メモリーモジュール「Vengeance RGB」と「Vengeance LED」の場合、「Configure LED」ウィンドウから、LED点灯モード、点灯モードの速度などをモジュール毎の独立もしくはグループ連動で設定、制御できる。