月刊LaLaインデックス2004 MONTHLY LaLa INDEX 2004
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白泉社月刊LaLaのインデックスデータ。その2004年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。
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月刊LaLa 2004年12月号 |
表紙 | 葉鳥ビスコ | 「桜蘭高校ホスト部」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「セーラー服にお願い!」 | 田中メカ | 第3回 | ★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その102 | ★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第20回 | (第23話) | ★★★ |
「遥かなる時空の中で」 | 水野十子 | 第2部・第36回 | うつほの章第2話 | ★★★ |
「ZIG☆ZAG」 | なかじ有紀 | 第2回 | ★★★ | |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第20回 | ★★★★ | |
「ペンギン革命」 | 筑波さくら | 第3回 | ★★★ | |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第77回 | 第77話 | ★★★ |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第26回 | ★★★ | |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第117回 | (あと3回) | ★★★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第8回 | 第12楽章 | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第7回 | 第14話 | ★★★ |
「君のとなり」 | 林みかせ | 読切 | ★★★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 なかじ有紀「ZIG☆ZAG」は、主人公がちょっと前に載ったガーデニングものの短編「HEAVENカンパニー」のヒロインの従弟であることが明らかに。どうやら、今回のシリーズはガーデニングがサブテーマの模様。しかし、なかじ有紀の画風も昔と比べるとかなりきらびやかになったと感じるなあ。 樹なつみ「デーモン聖典」は、「デビルマン」でいうところの悪魔特捜隊のような殺伐としたエピソードになってきたので、今後への期待も込めて初めての★★★★。ただ、前にも書いたかもしれないけど、この作品の場合、設定のほとんどが登場人物の台詞による説明でここまで進んで来てしまったので、こういう展開に入ったときの衝撃度は低め。まずは何が起こっているのかわからない中で登場人物のキャラクターを立たせておいて、事件が起こるごとに世界の背景が徐々に明らかになっていく、というのがセオリーかと思うのだが……。そういえば、こうして書いてみて気がついたけど、「八雲立つ」はまがりなりにもそういう手順を踏んでストーリーが進んでいたものだったな。前例があるだけに、急ぎすぎが気になるんだろうなあ。 『輝夜姫』は「ファイナルカウントダウン(笑)」あと3回。引き続き、いろいろまとめに入っていて、人もどんどん死んでいる(笑)。まあ、今回は特にコメントなし。 そういえば、12月号だけどクリスマスネタだったのは「お兄ちゃんと一緒」だけだったな。(2004/10/24) |
月刊LaLa 2004年11月号 |
表紙 | 水野十子 | 「遥かなる時空の中で」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「ZIG☆ZAG」 | なかじ有紀 | 第1回 | ★★★ | |
「遥かなる時空の中で」 | 水野十子 | 第2部・第35回 | (新章) | ★★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第7回 | 第11楽章 | ★★ |
「セーラー服にお願い!」 | 田中メカ | 第2回 | ★★★ | |
「ペンギン革命」 | 筑波さくら | 第2回 | ★★★ | |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第19回 | (第22話) | ★★★ |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第87回 | ACT96★志津音、語る | ★★★ |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第76回 | 第76話 | ★★★ |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第25回 | ★★★ | |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第116回 | (あと4回) | ★★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第6回 | 第13話 | ★★★ |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その101 | ★★ |
「DEAD DOLL」 | 蘭咲ルイ | 読切 | ★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 今回は『遥かなる時空の中で』がTVアニメ放映開始記念で表紙に登場&連載再開。あと、ゲームの方は「3」が発表されてたけど、今度は源平合戦の時代設定で、弁慶とか義経が出てくるんですと(笑)。こうなると、「4」あたりは戦国時代……で、そのうち現代に追いついたりして(笑)。 あと、なかじ有紀が新連載。前の『ビーナスは片想い』の連載中に意識的に画風をリファインしていった気配は感じていたんだけど、最近文庫になった『ハッスルで行こう』と比べると、明らかに表現力がアップしているのが実感できる。地味に進化し続けるなかじ有紀にはもうしばらく注目ということで(笑)。 『輝夜姫』は今回から「ファイナルカウントダウン(笑)」が表記されるようになって、あと4回とのこと。内容は、いろいろとまとめに入っている(笑)、という感じかなあ。今回はどういうオチをつけるのか、もう少し見守ろう。ただ、連載中がフラットな展開だった『月の子』と比べると、連載中の展開が高低差激しかった分(笑)、どんなオチをつけても『月の子』のあのオチほどの衝撃力はないかも(笑)。(2004/10/09) |
月刊LaLa 2004年10月号 |
表紙 | 筑波さくら・田中メカ | 「ペンギン革命」「セーラー服にお願い!」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「ペンギン革命」 | 筑波さくら | 第1回 | ★★★ | |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第18回 | (第21話) | ★★★ |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第86回 | ACT95★旅の終わり | ★★★ |
「セーラー服にお願い!」 | 田中メカ | 第1回 | ★★★ | |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第24回 | ★★★ | |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第75回 | 第75話 | ★★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第19回 | ★★★ | |
「まなびやの隅」 | 緑川ゆき | 読切 | ★★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その100 | ★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第115回 | ★★★★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第5回 | 第12話 | ★★★ |
「The☆Story of MY DEAR BEAR」 | 斎藤けん | 読切 | ★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 今回は表紙にもある通り、筑波さくらと田中メカがダブル新連載。まあ、安定して楽しめるものの、強烈な「引き」はないかなあ。 緑川ゆきの久しぶりの学園もの短編「まなびやの隅」は先生に恋心を抱いてしまった少女の切なさを淡々と描いてなかなかよし。(2004/09/23) |
月刊LaLa 2004年9月号 |
表紙 | 森生まさみ・津田雅美・マツモトトモ・樋野まつり・葉鳥ビスコ | (ララオールスターズ) |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第85回 | ACT94★救済 | ★★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第17回 | (第20話) | ★★★ |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第23回 | ★★★ | |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | LaLaメモリアルドラマCD・わいわいLIVEルーム! | ★★ | |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | LaLaメモリアルドラマCD・わいわいLIVEルーム! | ★★ | |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | LaLaメモリアルドラマCD・わいわいLIVEルーム! | ★★ | |
「めるぷり」 | 樋野まつり | LaLaメモリアルドラマCD・わいわいLIVEルーム! | ★★ | |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | LaLaメモリアルドラマCD・わいわいLIVEルーム! | ★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その99 | ★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第6回 | 第10楽章 | ★★★ |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第74回 | 第74話 | ★★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第18回 | ★★★ | |
「アップル・ファミリー」 | 草川為 | 読切 | ★★★ | |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第114回 | ★★★★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 最終回 | ★★★ | |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第4回 | 第11話 | ★★★ |
「四天王リング」 | 槻宮杏 | 読切 | ★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 今回は創刊28周年ということで、5作品のドラマCDが付録。応募者全員プレゼントのドラマCDというのはもはや恒例だったが、雑誌付録でドラマCDがついたのは初めてである。漏れ聞くところでは、CD-ROMが雑誌の付録になり始めた頃、ムックではない一般の雑誌ではCD-ROMを付録にはつけられない、という縛りがあったとかいう話だけど、そのあたりの縛りは最近はなくなったんだろうか? あんまり特筆すべきことはないんだけど、今回「めるぷり」が最終回の樋野まつりは、この連載で芸風が確立してなかなか楽しめるようになったかな、と。(2004/08/22) |
月刊LaLa 2004年8月号 |
表紙 | 葉鳥ビスコ | 「桜蘭高校ホスト部」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第5回 | 第9楽章 | ★★★ |
「ふるふる、花火」 | 田中メカ | 読切 | ★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その98 | ★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第16回 | (第19話) | ★★★ |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第73回 | 第73話 | ★★★ |
「HEAVENカンパニー」 | なかじ有紀 | 読切 | ★★★★ | |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第17回 | ★★★ | |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第84回 | ACT93★贖罪 | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第3回 | 第10話 | ★★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第113回 | ★★★★ | |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 第21回 | 第21話 | ★★★ |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「トカゲ王子」 | 和泉明日香 | 読切 | ★★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 なかじ有紀「HEAVENカンパニー」は、ガーデニングの道を目指すヒロインを軸に、恋愛と仕事の両方にスポットを当てている点で、『ハッスルで行こう』に近い味わいがあって、★★★★。ただまあ、ページ数が少ないぶんいろいろ盛り込みすぎていて、ちょっともったいないというか、消化不良気味という感じはするかなあ(笑)。前後編か、短期連載くらいでじっくり読みたかった作品かも。 今回は「トカゲ王子」の和泉明日香がLaLaDXから本誌初登場。ここのところ連続してLaLaDXからの新人紹介が続いているが、現状のLaLaの雑誌としてのレベルを維持する意味では、新人発掘→育成のサイクルは順調に回っているとはいえるのかも。ただまあ、たこい的に期待しているようなちょっととんがった新人とか、ラディカルな新人とかは、今のサイクルだと出てきにくいかも(笑)。(2004/07/25) |
月刊LaLa 2004年7月号 |
表紙 | 森生まさみ | 「ミモザでサラダ」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第15回 | (第18話) | ★★★ |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第22回 | ★★★ | |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第4回 | 第8楽章 | ★★★ |
「ミモザでサラダ」 | 森生まさみ | 読切 | Last dish | ★★★ |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第83回 | ACT92★長い旅 | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第2回 | 第9話 | ★★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第16回 | ★★★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「未完成幸福記録」 | 川瀬夏菜 | 読切 | ★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その97 | ★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第112回 | ★★★★ | |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第72回 | 第72話 | ★★★ |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 第20回 | 第20話 | ★★★ |
「ラブリーデイズ」 | 林みかせ | 読切 | ★★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 森生まさみ「ミモザでサラダ」が今回でラスト。ヒロインの女の子が育ちゃったので、かろうじてロリコンものの範疇は脱しているかと思うが(笑)、そうなればそうなったで、純真無垢なヒロインと確信犯的な天性ジゴロの青年(しかもタガがはずれている(笑))というシチュエーションは、確かに作者が当初危惧したとおり(笑)、エロエロである(笑)。 あと、LaLaDXでは安定して良質の短編を発表してきた林みかせが本誌初登場。LaLaDXでのシリーズ「地球行進曲」がコミックスになるので、多分に宣伝の意味合いはあるんだろうな、と。(2004/07/25) |
月刊LaLa 2004年6月号 |
表紙 | 樋野まつり | 「めるぷり」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「めるぷり」 | 樋野まつり | 第19回 | 第19話 | ★★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第14回 | (第17話) | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第1回 | 第8話 | ★★★ |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第21回 | ★★★ | |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第82回 | ACT91★息子 | ★★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第3回 | 第7楽章 | ★★ |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第15回 | ★★★ | |
「Ωραιο!(オレオ)」 | なかじ有紀 | 読切 | ★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その96 | ★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第111回 | ★★★★ | |
「遥かなる時空の中で」 | 水野十子 | 第2部・第34回 | 天地の章第3話 | ★★★ |
「天然パールピンク」 | 田中メカ | 最終回 | ★★★ | |
「温泉で会いましょう」 | 唐沢千晶 | 読切 | ★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 田中メカ『天然パールピンク』が最終回。前の『お迎えです。』の時もちょっと思ったが、わりと展開がフラットな印象で、最終回に向けての怒涛の展開、みたいなものとは無縁な作風かも。「あ、今回で終わっちゃうんだ?」みたいな(笑)。まあ、あくまでも作風ということで、とりたてて欠点という訳でもないとは思うんだけど(笑)。 あと、LaLaDXでシリーズ化されたばかりの唐沢千晶「温泉で会いましょう」が本誌にも登場。絵は新人離れして達者なので、呉由姫と同じくらいの位置にはわりとはやく到達するかも。(2004/05/31) |
月刊LaLa 2004年5月号 |
表紙 | 呉由姫 | 「金色のコルダ」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第81回 | ACT90★螺旋 | ★★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第13回 | (第16話) | ★★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第2回 | 第6楽章 | ★★ |
「甘い咬みあと」 | 筑波さくら | 読切 | ★★★ | |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第20回 | ★★★ | |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 第18回 | 第18話 | ★★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第14回 | ★★★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第71回 | 第71話 | ★★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第110回 | ★★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その95 | ★★ |
「遥かなる時空の中で」 | 水野十子 | 第2部・第33回 | 天地の章第2話 | ★★★ |
「天然パールピンク」 | 田中メカ | 第20回 | step:20 | ★★★ |
「契約パピヨン」 | 草川為 | 読切 | ★★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 連載陣はまあほどほど。一定のレベルはクリアしているけど、予測の範囲内の展開にとどまえる作品が多いかな。逆に、「お約束」な展開(笑)を意図的にやっている作品も散見されるけど(笑)。 筑波さくらの新作読切「甘い咬みあと」は、警察公認で存在を容認されている吸血鬼青年の前に、彼の娘だと自称する少女……というか幼女が現れて一方的になつきまくる、という話なのだが、やっぱり時代はロリコン(笑)?(2004/05/31) |
月刊LaLa 2004年4月号 |
表紙 | 葉鳥ビスコ | 「桜蘭高校ホスト部」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第12回 | (第15話) | ★★★ |
「ミモザでサラダ」 | 森生まさみ | 読切 | 3rd.dish | ★★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 第1回 | ★★ | |
「遥かなる時空の中で」 | 水野十子 | 第2部・第32回 | 天地の章第1話 | ★★★ |
「ビーナスは片想い」 | なかじ有紀 | 最終回 | ★★★ | |
「ほいきた!りんご組」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第13回 | ★★★ | |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第80回 | ACT89★兄弟 | ★★★ |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第19回 | ★★★ | |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第109回 | ★★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その94 | ★★ |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第70回 | 第70話 | ★★★ |
「天然パールピンク」 | 田中メカ | 第19回 | step:19 | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第3回 | ★★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 そんな中では過去何回かなかじ有紀の新境地(?)として評価してきた『ビーナスは片想い』が最終回。最終回自体はテンションとしては並だけど、最後に主人公たちが選択するのが「同棲」である点が、なかじ有紀作品としてはトピックといえるかも。デビュー以降、中学生、高校生、大学生、専門学校生など、徐々に主人公の年齢を上げつつも、カップルが成立したところでハッピーエンド、という古典的展開を続けてきたなかじ有紀が、今回初めて肉体関係込みの恋愛を描いた、ということで、ある意味、少女マンガが過去たどってきた歴史をなかじ有紀は自分のペースでたどり直しているのかも、という気がちょっとしてきた。そうなると、この先にあるのは、なかじ有紀流のレディースコミックになるのか(笑)? なんにしても、もう少し見守り続けていきたい。 あと、清水玲子『輝夜姫』が、ストーリーの根幹設定の説明も交えつつも、サットンのミラーへの想い(笑)を軸に、かなりギャグっぽい展開でなかなかよし(笑)。 そういえば、LaLaDX3月号に第1、2作が再録された森生まさみ『ミモザでサラダ』は、第1、2作では12歳だったヒロインが15歳になって登場……したのはまあいいのだが、ラストでそのヒロインにボディーガードの青年が容赦なしに「大人のキス」(笑)をしてしまう、というこの展開は……(笑)。時計野はり『お兄ちゃんと一緒』もそうだが(笑)、やっぱり時代はロリコン(笑)?(2004/02/29) |
月刊LaLa 2004年3月号 |
表紙 | マツモトトモ | 「美女が野獣」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第18回 | ★★★ | |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第11回 | (第14話) | ★★★ |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第69回 | 第69話 | ★★★ |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第79回 | ACT88★The Way We Were | ★★★ |
「シャルバット〜ハッピー・アラビアン・ウェディング〜」 | 水野十子 | 読切 | ★★★ | |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その93 | ★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第12回 | ★★★ | |
「目隠しの国」 | 筑波さくら | 最終回 | ★★★ | |
「ビーナスは片想い」 | なかじ有紀 | 第57回 | vol.57 | ★★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第108回 | ★★★★ | |
「天然パールピンク」 | 田中メカ | 第18回 | step:18 | ★★★ |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 第17回 | 第17話 | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第2回 | ★★★ | |
「心にボ部」 | 江咲桃恵 | ギャグ | (最終回) | ★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 そんな中では、筑波さくら『目隠しの国』が最終回。接触過去感知、接触未来予知という能力だけを題材に、これだけシリーズを続けたのはある意味力業かも。 あとは、久しぶりに水野十子のオリジナル短編が読めたのが収穫といえば収穫か。ただ、どうも『遥かなる時空の中で』で作風が固定されてしまったのか、『遥かなる時空の中で』以前のオリジナル短編とは醸し出す雰囲気が変わっていて、読後感があまり『遥かなる時空の中で』と変わらないという気はする。(2004/02/22) |
月刊LaLa 2004年2月号 |
表紙 | 津田雅美 | 「彼氏彼女の事情」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第78回 | ACT87★ゲーム | ★★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第10回 | (第13話) | ★★★ |
「天然パールピンク」 | 田中メカ | 第17回 | step:17 | ★★★ |
「お兄ちゃんと一緒」 | 時計野はり | 第1回 | ★★★ | |
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第68回 | 第68話 | ★★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第11回 | ★★★ | |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 第16回 | 第16話 | ★★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第107回 | ★★★★ | |
「ビーナスは片想い」 | なかじ有紀 | 第56回 | vol.56 | ★★★★ |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その92 | ★★ |
「目隠しの国」 | 筑波さくら | 第32回 | 第39話 | ★★★ |
「金色のコルダ」 | 呉由姫 | 読切 | ★★ | |
「心にボ部」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「オガッツ!」 | 平井摩利 | 最終回 | FINAL | ★★★ |
引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 そんな中、史上空前の「妹の時代(笑)」を狙いすましたかのようなシリーズ(笑)、時計野はり『お兄ちゃんと一緒』(笑)が連載開始。よくよく考えてみると(笑)、これって、タイプの異なる多人数のお兄ちゃん全員が妹ラヴ(笑)という点では、いわゆる12人の妹がいるゲーム(笑)の逆シチュエーションになるんだな(笑)。してみると、ゲームと同時展開していないだけで(笑)、同じLaLaでいうと水野十子『遥かなる時空の中で』とコンセプト的には近いわけなのだが(笑)、このシリーズの場合、主人公の女の子が、妹が12人いるゲーム(笑)あたりで萌えている男性層が好みそうなキャラクターに設定されているのが、狙いすぎというべきか、したたかというべきか(笑)。少なくとも、水野十子『遥かなる時空の中で』が決して獲得し得ないであろう読者層を開拓はしていると思う(笑)。 そういう意味では、今月は読みきりで登場の呉由姫『金色のコルダ』は、あまりにも順当に『アンジェリーク』『遥かなる時空の中で』路線(笑)なので(ゲーム同時展開だし(笑))、本来のターゲット以外の読者は獲得することはないだろうなあ(笑)。別にそんなものは狙ってないだろうけど(笑)。 あと、なかじ有紀「ビーナスは片想い」が、ヒロインのベッドイン後のドキドキ感を今どきの少女マンガには珍しく(笑)、初々しく描いて★★★★。しかし、この作品も、気がついてみるとなかじ有紀の連載作品の中で最長の作品になっていたんだなあ。(2004/02/22) |
月刊LaLa 2004年1月号 |
表紙 | 森生まさみ | 「おまけの小林クン」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
---|---|---|---|---|
「おまけの小林クン」 | 森生まさみ | 第67回 | 第67話 | ★★★ |
「桜蘭高校ホスト部」 | 葉鳥ビスコ | 第9回 | (第12話) | ★★★ |
「天然パールピンク」 | 田中メカ | 第16回 | step:16 | ★★★ |
「心にボ部」 | 江咲桃恵 | ギャグ | ★ | |
「美女が野獣」 | マツモトトモ | 第17回 | ★★★ | |
「彼氏彼女の事情」 | 津田雅美 | 第3部・第77回 | ACT86★ノクターン | ★★★ |
「めるぷり」 | 樋野まつり | 第15回 | 第15話 | ★★★ |
「めぐる架空亭」 | 草川為 | 読切 | (最終回) | ★★★ |
「オコジョさん」 | 宇野亜由美 | ギャグ | その91 | ★★★ |
「デーモン聖典」 | 樹なつみ | 第10回 | ★★★ | |
「ビーナスは片想い」 | なかじ有紀 | 第55回 | vol.55 | ★★★★ |
「輝夜姫」 | 清水玲子 | 第106回 | ★★★★ | |
「遥かなる時空の中で」 | 水野十子 | 第2部・第31回 | 四神の章第4話 | ★★★ |
「オガッツ!」 | 平井摩利 | 第5回 | ACT.9 | ★★★ |
「目隠しの国」 | 筑波さくら | 第31回 | 第38話 | ★★★ |
2004年も(と、いっても実際の時間はまだ2003年だけど(笑))引き続き、内容的には全体に低め安定という感じ。 今月は、まあ、特筆すべきことはほとんどないんだけど、敢えていえば、なかじ有紀「ビーナスは片想い」が、たぶんなかじ有紀作品では初めてのヒロインのベッドインを描いていたのではないかと思って、ちょっと感慨にふけったり(たこいの勘違いだったら誰か指摘してください(笑))。まあ、ベッドインを匂わせて次回に続く、という古典的少女マンガの描写(笑)ではあるが、これまでのなかじ有紀作品は、紆余曲折を経てカップルが成立するまでを描いて、カップルが成立したあたりで物語が終わるのがほとんどだったので、そういう描写が出てくる余地もなかったんだけど、今回のシリーズは、友だち以上恋人未満の状態での日常を丹念に描きつつ、特別な告白イベントなどはなしに自然にカップルになっていく、という展開だったので、なかじ有紀作品としては、地味ではあるけど、いろいろと冒険的かな、と思っているんだけど、どうか?(2003/12/07) |
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