月刊LaLaインデックス1982 MONTHLY LaLa INDEX 1982
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白泉社月刊LaLaのインデックスデータ。その1982年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。
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月刊LaLa 1982年12月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第22回 | 5ST. 鷹は舞いおりた | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その4 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第4回 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第33回 | ★★★★ | |
「トランシルヴァニア・アップル」 | 樹なつみ | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第7弾 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第17回 | ★★★ | |
「X−Day」 | 三原順 | 読切 | (中断) | ★★★★★ |
「思い出空間」 | 麻井久子 | 読切 | 第42回ララまんがスクール第2位 | ★ |
「冬じたく」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん21 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その32 | 人参息子 | ★★★ |
「EVIL」 | 篠有紀子 | 前編 | (中断) | ★★ |
「サンタが街にやってくる」 | 星崎真紀 | 読切 | 黄昏シティ・グラフィティ5 | ★★★ |
「秋のソナタ」 | 塔冬瀬 | 読切 | 第42回ララまんがスクール第1位 | ★ |
「トラジディ前線」 | わかつきめぐみ | 読切 | (不協和音ラプソディ) | ★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第51回 | ★★★ |
中断している三原順「X−Day」に★★★★★はやり過ぎな気もするけど、まあそこは勘弁して下さい(笑)。 この号はあと篠有紀子のホラー中編「EVIL」も原稿落ちで(笑)、おかげで新人の投稿作が2編も載っている。 わかつきめぐみは短編の初のシリーズ化で、そろそろ波に乗り始めてきているが、この頃の絵柄はまだ「かがみあきら」してはいない(笑)。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年11月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第21回 | 5ST. 鷹は舞いおりた | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その31 | 真昼の訪問者 | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その3 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「ショート・ピンク」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん20 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第32回 | ★★★★ | |
「トランシルヴァニア・アップル」 | 樹なつみ | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第7弾 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第3回 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第16回 | ★★★ | |
「あにき」 | 文月今日子 | 読切 | ★★★ | |
「FLAPPER'82」 | くぼた尚子 | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第6弾 | ★★★ |
「サイボーグはせつなくて」 | ながみじゅん | 読切 | ★ | |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第50回 | ★★★ |
1982年の中では珍しく★★★ばかり。レベルは決して低くはないが、他の号のテンションが高すぎるので、総体的には凡庸な印象。まあ、こういうこともあるってことで(笑)。 因みに、玖保キリコ「シニカル・ヒステリ−・アワ−」は今回から連載としてカウントが始まっている。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年10月号 |
表紙 | ひかわきょうこ | 千津美と藤臣君 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「ZIV」 | 青池保子 | 読切 | ★★★★★ | |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第20回 | 4ST. 掠奪された1人の花嫁 | ★★★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第31回 | ★★★★★ | |
「青嵐」 | 木原敏江 | その2 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「ペーパーサンド」 | 大島弓子 | 読切 | 綿の国星★15 | ★★★ |
「FLAPPER'82」 | くぼた尚子 | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第6弾 | ★★★★ |
「パステル気分」 | ひかわきょうこ | 完結編 | 千津美と藤臣君 | ★★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第2回 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第15回 | ★★★ | |
「アスタ・マニャーナ−またあした!−」 | かわみなみ | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第5弾 | ★★★★ |
「プレゼント」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん19 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その30 | 真夜中のドライバー | ★★★ |
「夏の花束」 | 麻井久子 | 読切 | 第41回ララまんがスクール第1位 | ★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第49回 | ★★★ |
この号も★★★★とか★★★★★連発。青池保子「ZIV」はZのつかの間のはかないロマンスが泣かせる傑作。『エイリアン通り』『処天』もテンション全く下がらず。 『エイリアン通り』は第4話クライマックス。成田美名子の現在までに到る全作品を通しても、修復不可能なまでに友人関係が壊れてしまうというのはこの第4話以外になく、そのことがシリーズ後半には常に影を落とし続ける、という意味で、『エイリアン通り』全体の中でもターニング・ポイントであり、特に重要なエピソードだと個人的には思っている。 前号から連続登板の玖保キリコ「シニカル・ヒステリ−・アワ−」はこの段階ではまだ「その2」であって、連載ではなかったのだが。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年9月号 |
表紙 | ララ・オールスター | 木原敏江・ひかわきょうこ・篠有紀子・成田美名子・山岸凉子・秋本尚美・かわみなみ・森川久美 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「青嵐」 | 木原敏江 | その1 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その29 | 夏の少女 | ★★★ |
「パステル気分」 | ひかわきょうこ | 後編 | 千津美と藤臣君 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第30回 | ★★★★★ | |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第19回 | 4ST. 掠奪された1人の花嫁 | ★★★★★ |
「アスタ・マニャーナ−またあした!−」 | かわみなみ | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第5弾 | ★★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第14回 | ★★★ | |
「センシティブ・パイナップル」 | 篠有紀子 | 読切 | ★★★ | |
「フォクシー・フォックス」 | 清水玲子 | 読切 | 第8回ララまんがハイスクール佳作 | ★★ |
「かんかん照り」 | 秋本尚美 | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第4弾 | ★★★ |
「ミステリー」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん18 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | ★★★ | |
「Touch My Love」 | 裕美えこ | 読切 | ★ | |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第48回 | ★★★ |
ひかわきょうこ「パステル気分」は後編のはずが原稿落ちで完結せず。でもまあ、ちゃんと次号では完結しているので、後の『時間をとめて待っていて』のことを考えれば、このくらいはかわいいものか(笑)。 しかしこんなに★★★★とか★★★★★を連発していいのか、って、いいのである(笑)。本当にハイレベルなんだから。 篠有紀子「センシティブ・パイナップル」はもはや完全にサイコ系(笑)。夏目漱石「夢十夜」の影響がちょっとあるかもしれないが、後味がよくないので評価は今ひとつ。 玖保キリコ「シニカル・ヒステリ−・アワ−」はこの段階ではまだ単発の短編だったのだが。 清水玲子は投稿作初掲載。絵柄はこの段階で既にかなり完成されていて、『輝夜姫』のギャグシーンの絵柄などは、実はこの短編の頃と全然絵柄が変わっていなかったりするのである(笑)。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年8月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「パステル気分」 | ひかわきょうこ | 前編 | 千津美と藤臣君 | ★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第18回 | 4ST. 掠奪された1人の花嫁 | ★★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第29回 | ★★★★★ | |
「ユートピア5」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん17 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その28 | 超人エリート第1号 | ★★★ |
「かんかん照り」 | 秋本尚美 | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第4弾 | ★★★ |
「空色のパスカル」 | 樹なつみ | 読切 | マルチェロV | ★★★★ |
「Die Energie 5.2・11.8」 | 三原順 | 最終回 | ★★★★ | |
「黄昏シティ・グラフィティ4」 | 星崎真紀 | 読切 | 双子編 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第13回 | ★★★ | |
「日没は二度セリフを言う」 | 高口里純 | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第3弾(伯爵と呼ばれた男) | ★★★★ |
「お池にはまってプリンセス」 | 木村晃子 | 読切 | 第40回ララまんがスクールトップ賞 | ★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第47回 | ★★ |
成田美名子『エイリアン通り』も『処天』も引き続きテンション上がりっ放し。LaLaを読む幸せこれに極まれり、みたいな感じ(笑)?(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年7月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第17回 | 4ST. 掠奪された1人の花嫁 | ★★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第28回 | ★★★★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その27 | すばらしきホテル | ★★★ |
「奇々怪々」 | 木原敏江 | その3 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.13 | ★★★ |
「日没は二度セリフを言う」 | 高口里純 | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第3弾(伯爵と呼ばれた男) | ★★★ |
「煙草にルージュ」 | くぼた尚子 | 最終回 | かなん&湊 | ★★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第12回 | ★★★ | |
「Die Energie 5.2・11.8」 | 三原順 | 第2回 | ★★★★ | |
「ユートピア4」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん16 | ★★★ |
「猫も杓子も」 | 星崎真紀 | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第2弾 | ★★ |
「不協和音ラプソディ」 | わかつきめぐみ | 読切 | (不協和音ラプソディ) | ★★ |
「立ちあがれ! 乱丸」 | かわみなみ | 読切 | ノストラ探偵団事件簿No.10 | ★★★ |
「ライラ・ペンション」 | 坂田靖子 | 最終回 | ★★★★ | |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第46回 | ★★ |
成田美名子『エイリアン通り』はシリーズのターニング・ポイントとなる第4話スタート。『処天』はもうテンション上がりっ放し。 シンデレラ賞チャレンジの高口里純「日没は二度セリフを言う」は創成期のハリウッドを舞台とした名シリーズ『伯爵と呼ばれた男』の第1作(まだシリーズ名はついていない)。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年6月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第27回 | ★★★★★ | |
「シャール通信」 | 成田美名子 | Sharl News No.2 | ★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その26 | マイ・ベイビー | ★★★ |
「奇々怪々」 | 木原敏江 | その2 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.13 | ★★★ |
「猫も杓子も」 | 星崎真紀 | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第2弾 | ★★ |
「P・M−ドリーム」 | ひかわきょうこ | 読切 | ★★★ | |
「Die Energie 5.2・11.8」 | 三原順 | 第1回 | ★★★★ | |
「煙草にルージュ」 | くぼた尚子 | 第2回 | かなん&湊 | ★★★ |
「ときめきにリボンをかけて」 | 篠有紀子 | 後編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第1弾 | ★★ |
「ユートピア3」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん15 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第11回 | ★★★ | |
「アメリカン・ガール」 | 樹なつみ | 後編 | マルチェロIV | ★★★ |
「ライラ・ペンション」 | 坂田靖子 | 第5回 | ★★★★ | |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第45回 | ★★ |
山岸凉子「日出処の天子」は布都姫をめぐる厩戸王子と毛人の思惑が交錯して、非常にテンション高し。 久々登場の三原順「Die Energie 5.2・11.8」はアメリカの原子力産業をモチーフとした秀作。内容的にはもう全然古くなっていない。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年5月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「奇々怪々」 | 木原敏江 | その1 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.13 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第26回 | ★★★★ | |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 読切 | 番外編 ロスの魔法使い | ★★★★ |
「ド・シー」 | 大島弓子 | 読切 | 綿の国星★14 | ★★★ |
「ときめきにリボンをかけて」 | 篠有紀子 | 前編 | シンデレラ賞チャレンジ作品第1弾 | ★★ |
「ユートピア2」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん14 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第10回 | ★★★ | |
「アメリカン・ガール」 | 樹なつみ | 前編 | マルチェロIV | ★★★ |
「ヒロイン」 | 玖保キリコ | ギャグ | ★★★ | |
「煙草にルージュ」 | くぼた尚子 | 第1回 | かなん&湊 | ★★★ |
「イブニングスキャンダル」 | はやせたくみ | 読切 | 第8回ララまんがハイスクール準入選 | ★ |
「ライラ・ペンション」 | 坂田靖子 | 第4回 | ★★★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その25 | 誤算 | ★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第44回 | ★★ |
「ロスの魔法使い」はシャールと翼の出会いの物語。第4話「掠奪された1人の花嫁」への前哨戦である。 この号からスタートのシンデレラ賞というのは、少年ジャンプの愛読者賞みたいな読者投票によるコンテスト。この時期の中堅どころが毎号前後編の中編を発表する第1弾が篠有紀子だが、これはあまり面白くない。 くぼた尚子「煙草にルージュ」は初期の代表作。クールな大人のムードとコミカルな会話が絶妙にバランスしている。基本的な画力は秋本尚美と同等だと思うんだけど、どことなくオシャレな感じがするのがくぼた尚子の特徴かな。 玖保キリコ「ヒロイン」はツネコとその同級生が登場して、ほぼ「シニカル・ヒステリー・アワー」の原型を確立している。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年4月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「黄昏のシンデレラ」 | 木原敏江 | 読切 | ★★★ | |
「ちょっとフライデイ」 | ひかわきょうこ | 第5回 | ★★★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第25回 | ★★★★ | |
「黄昏シティ・グラフィティ3」 | 星崎真紀 | 読切 | 空腹編 | ★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その24 | シャッター・チャンス | ★★★ |
「ライラ・ペンション」 | 坂田靖子 | 第3回 | ★★★★ | |
「マジカル・ミステリー・アワー」 | 玖保キリコ | ギャグ | その3 | ★★★ |
「ポンポンダリアの春」 | 秋本尚美 | 読切 | ぱあと・2 | ★★★ |
「シャール通信」 | 成田美名子 | Sharl News No.1 | ★★ | |
「ユートピア1」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん13 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第9回 | ★★★ | |
「ダイヤモンド狂騒曲」 | 岸裕子 | 後編 | バイオレット・グラデーションPART2 | ★ |
「LA-1000」 | 千家ゆう | 読切 | ★★ | |
「恋人宣言」 | ながみじゅん | 読切 | ★ | |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第43回 | ★★ |
まあ、コンスタントにレベル高し、といったところで、そんなに特別コメントはないのだが、この年はほとんど毎号表紙が「エイリアン通り」だったりするのだった。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年3月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「ちょっとフライデイ」 | ひかわきょうこ | 第4回 | ★★★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第24回 | ★★★★ | |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第16回 | 3ST. 夜ごとの魔女 | ★★★★ |
「ライラ・ペンション」 | 坂田靖子 | 第2回 | ★★★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その23 | 素晴らしい家庭 | ★★★★ |
「ポンポンダリアの春」 | 秋本尚美 | 読切 | ぱあと・1 | ★★★ |
「フーカーさんの月曜日」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん12 | ★★★ |
「春にめざめて」 | 日高七緒 | 読切 | ★ | |
「物思い・モノローグ」 | 玖保キリコ | 読切 | ★★★ | |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第8回 | ★★★ | |
「すずめのワルツ」 | 山本汎美 | 読切 | ★ | |
「あの子にご用心」 | かわみなみ | 読切 | ★★★ | |
「ダイヤモンド狂騒曲」 | 岸裕子 | 前編 | バイオレット・グラデーションPART2 | ★ |
「A・M,P・M,−P・S」 | 裕美えこ | 読切 | 第6回アテナ大賞第3席 | ★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第42回 | ★★★ |
坂田靖子『ライラ・ペンション』は坂田靖子にしては珍しい(?)女子高校生共同生活もの。これがなかなかつぼにハマっていて、非常に楽しい。他、連載陣は相変わらず快調だが、読切り作品にスカが多かった号。山本汎美、岸裕子などは絵柄もストーリーも古くて、今では全然読めない作品になってしまっている。 成田美名子『エイリアン通り』は前半最大の山場「夜ごとの魔女」クライマックス。一見完璧に見えるヒーローの内面の孤独、というテーマは『みき&ユーティ』からこの『エイリアン通り』を経て『CIPHER』にまで引き継がれることになるが、描写がどんどん深化していくので、通して読むと非常に興味深い。 あと、玖保キリコ「物思い・モノローグ」はたぶんツネコの初登場作だと思う。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年2月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第15回 | 3ST. 夜ごとの魔女 | ★★★★ |
「浪漫伝説」 | 木原敏江 | 読切 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.12 | ★★★★ |
「かいかい」 | 大島弓子 | 読切 | 綿の国星★13 | ★★★ |
「ちょっとフライデイ」 | ひかわきょうこ | 第3回 | ★★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第23回 | ★★★★ | |
「ダイダイ青年団」 | かわみなみ | 最終回 | そのきゅう 雪山参加 | ★★★ |
「ライラ・ペンション」 | 坂田靖子 | 第1回 | ★★★★ | |
「冬休み」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん11 | ★★★ |
「3年前の眠り姫」 | 篠有紀子 | 読切 | ★★★★ | |
「そして天然色の風」 | わかつきめぐみ | 読切 | 第37回ララまんがスクールトップ賞 | ★★★ |
「二日間の僕の姫へ」 | 村田美久 | 読切 | ★ | |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第7回 | ★★★ | |
「ZIGZAGシティ」 | アベ浩子 | 読切 | 「目玉焼きで朝食を」続編 | ★★ |
「ニューヨークグラフィティ」 | 倉嶋圭 | 読切 | 第6回アテナ大賞第2席 | ★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第41回 | ★★ |
今でいうサイコな方向にちょっと走り始めた篠有紀子の新しい方向性と『アルトの声の少女』以来の古い方向性が奇跡的にうまくバランスしたのが「3年前の眠り姫」だと、個人的には思っている。たこい的にはこの短編(とその続編)で篠有紀子は終わりだったと思っている。
新人ではわかつきめぐみが投稿第2作。あと、第6回アテナ新人大賞第2席、というのは花とゆめ日渡早紀が同席で入賞(早紀シリーズ第1作)している他、佳作では星野架名がやはり入賞しているんだけど、これは全くの余談(笑)。(2000/01/07) |
月刊LaLa 1982年1月号 |
表紙 | 木原敏江 | ヴェッテンベルク・バンカランゲン |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
---|---|---|---|---|
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第22回 | ★★★★ | |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第14回 | 3ST. 夜ごとの魔女 | ★★★★ |
「鬼の泉」 | 木原敏江 | 読切 | ★★★ | |
「ハプニングC」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん10 | ★★★ |
「ダイダイ青年団」 | かわみなみ | 第8回 | そのはち 魔王再び | ★★★ |
「猫草」 | 大島弓子 | 読切 | 綿の国星★12 | ★★★★ |
「黒い一角獣」 | 樹なつみ | 第3幕 | マルチェロIII | ★★★ |
「ちょっとフライデイ」 | ひかわきょうこ | 第2回 | ★★★★ | |
「ポンポンダリアの冬」 | 秋本尚美 | 読切 | ★★★ | |
「フルムーン・ナイト」 | 岸裕子 | 読切 | バイオレット・グラデーション番外編 | ★★ |
「黄昏シティ・グラフィティ」 | 星崎真紀 | 読切 | 通園編 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第6回 | ★★★ | |
「風早参上!」 | 香川かおり | 読切 | 第7回ララまんがハイスクール入選 | ★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第40回 | ★★★ |
連載&シリーズものは★★★★の大安売り(笑)。基本的に新人の作品以外は★★★以下が出ない。今読み返しても古くなっていない作品が多い。まさに黄金時代である。 秋本尚美「ポンポンダリアの冬」は初期の代表作「ポンポンダリア」のシリーズ第1作。(2000/01/07) |
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