LaLaDXインデックス1996
LaLa DX INDEX 1996

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 白泉社月刊LaLaの増刊、隔月刊のLaLaDXのインデックスデータ。その1996年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。


LaLaDX1996年11月10日号
表紙岡野史佳「ラブリー百科事典」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「天然素材でいこう。」麻生みこと読切◎言霊の幸はふ国★★★
「聖・はいぱあ警備隊」森生まさみ読切〜お前が邪魔だ!〜★★
「火宵の月」平井摩利読切〜星の衾褥〜★★
「ラブリー百科事典」岡野史佳読切 ★★
「もしかしてファンタジー4」橘裕読切ヴァンプ・シリーズ番外編★★★
「ビター・スウィート」のはら久生読切 
「学校の恋愛」白井裕子4コマ ★★
「記憶狩り」水野十子読切 ★★
「ウノアユミの平成枯れすすき」宇野亜由美ギャグ 
「お犬騒動」渡辺祥智読切 ★★
「トラブル・ドッグ」六本木綾読切〜CARNIVAL STAR〜★★
「俎上の恋」桑田乃梨子読切 ★★★
「銀月夜−街が眠りにつくころに−」浅尾まい読切第56回LMSベスト・ルーキー賞
「ファースト・ステップ〜FIRST STEP〜」加納真紀読切第57回LMSベスト・ルーキー賞★★
「まつりのあと」筑波さくら読切 ★★
「VISION〜ヴィジョン〜」山吹みやこ読切 ★★
「花はさかりに」松波翼読切 
「左手の効用」瑞樹奈穂読切 ★★
「ハレルヤ猫生活」羽月魚菜4コマ 
 桑田乃梨子「ほとんど以上絶対未満」の続きを期待していたら、思いっきり拍子抜け(笑)。メインキャラクター3人の奇妙な三角関係の緊張感を思いっきり盛り上げておいて、決着はつけずに完結扱いにしてしまったらしい(笑)。まあもともと盛り上げた三角関係の収束のさせ方がうまい人ではないので、下手な決着をつけてみそを付けるよりはこの方が正解かな、とは確かに思うが、もし予想もつかないような決着をつけることに成功していたら桑田乃梨子というマンガ家にとっての「壁」を破れたのではないかと思うと、かなり残念。
 それ以外はそんなに目をひくほどの作品はなし。この年の中では低調な号であった(笑)。(1999/09/15)


LaLaDX1996年9月10日号
表紙米沢りか「BC〜恋愛紀元前〜」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「BC〜恋愛紀元前〜」米沢りか読切 
「お空のあな」田村純子読切 ★★
「天然素材でいこう。」麻生みこと読切◎前略、お変わりありませんか★★★
「Like You」瑞樹奈穂読切 ★★
「きみの海へ行こう2」岡野史佳読切 ★★
「自転車」木原坂典子読切 ★★
「くらげちゃん」宇野亜由美ギャグ 
「トラブル・ドッグ」六本木綾読切〜sweet memories〜★★
「ハレルヤ猫生活」羽月魚菜ギャグ〜夏世界〜
「聖・はいぱあ警備隊」森生まさみ読切〜ヒミツだよ〜★★★
「殿がいる!!」江咲桃恵ギャグ 
「ほとんど以上絶対未満」桑田乃梨子読切 ★★★★
「優しい瞳」善國紗十子読切第54回LMSベスト・ルーキー賞★★
「ここへおいで」皐月忍読切第55回LMSベスト・ルーキー賞
「ひとみ忍法帖」山吹みやこ読切 ★★
「HOLD UP 14」有希まどか読切第12回LMGゴールドデビュー賞
「MY MIND,HIS MIND」水野十子読切 ★★★
「君は瞳で嘘をつく」高蔵景読切 ★★
「かたつむり予備軍」藤川佳世読切 
 桑田乃梨子「ほとんど以上絶対未満」第3作は1、2作と比べるとちょっとテンション落ちてるけど、メインキャラ3人のそれぞれの感情が3作の中ではいちばん切なくて、なかなかよろしい。
 岡野史佳のイルカマンガ「きみの海へ行こう」第2作は、ちょっとナルシスな面が鼻について★★。同趣旨の作品では、本誌連載の『瞳の中の王国』の方がずっといいと思うんだけど。いや、嫌いじゃあないんだけどね(笑)。(1999/09/15)


LaLaDX1996年7月10日号
表紙橘裕「もしかしてヴァンプ」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「トラブル・ドッグ」六本木綾読切〜DEAR FRIEND〜★★
「高貴なる人生」柳原望読切〜一清・千沙姫シリーズ番外編〜★★
「花嫁襲来3」橘裕読切もしかしてヴァンプ★★★★
「人形師の夜」橘裕読切#11 最後の夏休み★★★★
「ウノアユミの平成枯れすすき」宇野亜由美ギャグ ★★
「天然素材でいこう。」麻生みこと読切◎家族の肖像★★★
「九泉の門」樋野まつり読切 ★★
「Love Letters」瑞樹奈穂読切 ★★
「ほとんど以上絶対未満」桑田乃梨子読切 ★★★★★
「聖・はいぱあ警備隊」森生まさみ読切〜じゃじゃ馬ならし〜★★★
「制服時間」高蔵景読切 ★★
「Shocking Days」山吹みやこ読切 ★★
「きっと夜のせい」たかしろ碓氷読切貴子&特攻隊★★★★
「鎖骨」皆本あい読切 ★★
「さぶ」葵水魚読切第52回LMSベスト・ルーキー賞
「私は火山」上杉りん読切第53回LMSベスト・ルーキー賞
「旗本次男坊大江戸仮面」白井裕子ギャグ 
「異世界の住人」関彰読切 ★★
「衣替え」木原坂典子読切 ★★
「ハレルヤ猫生活」羽月魚菜ギャグ 
 この号は、橘裕の連作シリーズ『もしかしてヴァンプ』『人形師の夜』が各1編の2本立て。ともにテンション高し。たかしろ碓氷の短編もなんとこの人には珍しいシリーズもので、「特攻隊」と呼ばれるちょっとエキセントリックな少年とぽよよんとした少女のロマンス。シリーズ1作目の掲載されたLaLaDXを買っていなかったことをかなり後悔したです(笑)。
 桑田乃梨子最高傑作の性転換コメディ「ほとんど以上絶対未満」は第2作。これがまたまた傑作。詳細は「お楽しみはこれからだッ!!」#40を参照。この号も、かなり熱心に読み返したのでけっこうボロボロです。(1999/09/15)


LUNATIC LaLa SUMMER号
表紙
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「わたしは人魚」津田雅美読切  
「まるいち的風景」柳原望読切〜雄弁なモノたち〜 
「アンラッキー・ショウ」森生まさみ読切  
「イリスの卵・5」岡野史佳読切〜ウシャスが来る朝〜★★
「超激安アパマン浄法」平井摩利読切  
「スパングル・トレジャー」杉本亜未読切  
「レジェンドリィ・ブルー」杜真琴読切  
「雨の宮風の宮」わかつきめぐみ読切〜春の虹〜 
「幻影奇譚」いなだ詩穂読切〜鬼哭〜 
「再会」瑞樹奈穂読切  
「あの家へ帰ろう」城紫月読切  
「PAKILA!」田村純子読切  
 とはいったものの、心を入れ替えたのはLaLaDXに関してであって、それ以外の増刊は買ってなかったのであった(笑)。
 とはいったものの、LaLaDXではないLaLa増刊は1999年現在、実はこれが最後である(厳密には、LaLaDXは後に正式に隔月刊誌として再創刊するので、増刊ではなくなってしまうのだが(笑))。実質的に隔月刊誌となっていたLaLaDX以外に増刊を出す意義が薄れてきていたことによる現実的な判断、ということかなあ。その判断は間違ってなかったと思うけどね。(1999/09/15)


LaLaDX1996年5月10日号
表紙麻生みこと「天然素材でいこう。」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「きみの海へ行こう」岡野史佳読切 ★★★
「天然素材でいこう。」麻生みこと読切◎ドは喜怒哀楽のド★★★
「百花事務所の悪魔」筑波さくら読切 ★★
「ウノアユミの平成枯れすすき」宇野亜由美ギャグ 
「花嫁襲来2」橘裕読切もしかしてヴァンプ★★★
「おひさまくろけっと」ささだあすか読切 ★★★★
「秘密色の毛並」渡辺祥智読切 
「ほとんど以上絶対未満」桑田乃梨子読切 ★★★★★
「トラブル・ドッグ」六本木綾読切〜春の嵐〜★★
「聖・はいぱあ警備隊」森生まさみ読切〜殿方ごめん遊ばせ〜★★★
「ハレルヤ猫生活」羽月魚菜ギャグ 
「LOVE FLIGHT」山吹みやこ読切 
「背中ノ思イ出」いなだ詩穂読切 ★★
「ラブレター」たかしろ碓氷読切 ★★★★
「僕と僕の中の僕」のはら久生読切 
「野村さんに会いたい」まりづねあおい読切第50回LMSベスト・ルーキー賞★★
「自由なき君に」大高南読切第51回LMSベスト・ルーキー賞
 あまり深く考えないで久しぶりに買ってみたら、岡野史佳、桑田乃梨子、たかしろ碓氷、ささだあすかなどの作品がなかなかよくて、ハマってしまい、この後は心を入れ替えて毎号買うようになりました(笑)。かなり熱心に読み返したのでこの号はけっこうボロボロになってます。
 特に、桑田乃梨子「ほとんど以上絶対未満」は桑田乃梨子最高傑作の性転換コメディ。詳細は「お楽しみはこれからだッ!!」#40を参照。未読の人は、コミックス全1巻にまとまっているので本屋さんに走れ(笑)!(1999/09/15)


LaLaDX1996年3月10日号
表紙森生まさみ「聖・はいぱあ警備隊」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「こっぱみじんの恋」米沢りか読切〜2人ならあったかい〜 
「聖・はいぱあ警備隊」森生まさみ読切〜おダイジに!〜 
「花嫁襲来」橘裕読切もしかしてヴァンプ★★★
「トラブル・ドッグ」六本木綾読切〜VALENTIN WAR〜 
「ほほえんだ瞳」柳原望読切一清・千沙姫シリーズ番外編 
「泣かないで〜Don't cry baby〜」桑田乃梨子読切 ★★
「カムカリゾート計画」渡辺祥智読切  
「未来をつかもう」ささだあすか読切  
「イエロー・グリーン」魚塚麻里読切  
「だから毎日君のこと」たかしろ碓氷読切貴子&特攻隊 
「シンシアリー」高蔵景読切  
「Missing」ひやまあきこ読切  
 1月10日号に同じく、買ってません(笑)。LaLa本誌の広告をもとにリストだけ作りましたが、新人賞などの広告に載らない作品については情報なし。すみません。
 コミックスで読んでいる作品についてのみ星取りをつけてみました。しかしこうしてリストにしてみると、実は密かにお気に入りのたかしろ碓氷の短編を読み逃しているのが非常に残念(笑)。(1999/09/15)


LaLaDX1996年1月10日号
表紙橘裕「もしかしてヴァンプ」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「きのうよりあしたより」橘裕読切もしかしてヴァンプ★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか読切〜友達でいよう〜 
「XAZSA」田村純子+若木未生後編〜ロング・グッドバイ(後編)〜 
「トラブル・ドッグ」六本木綾読切〜ゲレンデで逢いましょう〜 
「天然素材でいこう。」麻生みこと読切◎毎日が記念日 
「スターライトプリンセスあかり!」桑田乃梨子読切 ★★
「ウワサ」マツモトトモ読切 ★★★
「マーメイドムーン」筑波さくら読切  
「KEY」佐藤リエ読切  
「No No Boy,Good-bye Girl」のはら久生読切  
「メリー・クリスマス!」木原坂典子読切  
 この当時、LaLaをリアルタイムでフォローすることに対して興味が薄れてしまって、買ってません(笑)。LaLa本誌の広告をもとにリストだけ作りましたが、新人賞などの広告に載らない作品については情報なし。すみません。
 コミックスで読んでいる作品についてのみ星取りをつけてみましたが、橘裕も桑田乃梨子も今一つ。マツモトトモはコミックス『キス』1巻に収録のとぼけたコメディでなかなか味わいあり。(1999/09/15)


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