編集後記#31
たこいきおし


■え〜と(笑)。実になんというか、30ヶ月のご無沙汰でした。糸納豆EXPRESS31号をお届けします(笑)。

■一体何をしていたんだ、といわれるとあまり返す言葉もありません(笑)。なにもしていませんでした(笑)。でも、抑鬱神経症はちょっとしていたかもしれません(笑)。

■では、掲載原稿についていささかコメントなど。

□「ぼくはこんなにも静岡の1995〜1996年を」
 今まで、糸納豆を読んでる人の中には、僕がちゃんと毎日日記をつけているものと誤解している人がけっこういましたが(笑)、実はアレは簡単なメモだけ残しておいて、糸納豆を作る段になってそのメモから記憶を呼び覚まして書く、という日記の風上にもおけないような代物でした(笑)。
 それが、ホームページ用にかなりマメに日記を書くようになって(笑)、ディスプレイ上で書いて読んで、とやっている間はあまり意識しなかったんですが、さて糸納豆用にアレンジしよう、としたところで、たまりにたまった日記の文章量のあまりの多さに自分でも思わず辟易……(笑)。
 ということで、従来は走り書きのメモから膨らませていくというものだった「僕はこんなにも……」の執筆作業は、今回からは長大な文章を徹底的に刈り込んでいく、というまったく逆の作業へと変貌を遂げてしまいました(笑)。
 因みに今回、ブランクが長すぎたんで昔の日記をはしょろうかどうしようかと迷ったんですが、それ以外の内容も十分に古いので、そのまま押し通すことにしました(笑)。

□「青猫亭奇談」 #4
 自分の原稿を手元に残さない性癖(笑)のある室本が大学時代に発表したまま幻になっていた「青猫亭」第4話がひょんなことから発掘されたので、再録してみました。
 写真は、造り酒屋のありそうな田舎、ということで広島県は竹原の町並と、今回のキー・アイテム(?)VWカルマン・ギアをアレンジしてあしらってみました。

□「お楽しみはこれからだッ!!」 #41
 これの執筆時期は、96年末〜97年初。ちょうど96年末に抑鬱神経症な状態が発症して、かなりしんどい思いをして97年正月明けに脱稿したのですが、そのあとどんどん症状が重くなって、文章を書いたり、ましてや糸納豆を作ったりどころの話ではなくなってしまって、ホームページには一応発表したんですが、そのままずるずると……。
 『春エヴァ』は、そんな精神状態で観たためか、とにかくよい思い出がありません(笑)。今にして思えば、『DEATH』編を観た後の状態は「バッド・トリップ」に近いものだったかもしれません。
 『夏エヴァ』は、けっこうシンクロ率高かったかも(笑)。とはいえ、「これにシンクロ率高いのはやばい」と思う程度の分別(笑)は残っていたので、庵野教(笑)の信者にはなってません(笑)。しかし、あの当時のガイナックスホームページの掲示板の雰囲気〜まさに庵野教(笑)の信者の集まり〜はかなりイヤだったな(笑)。
 因みに僕の『エヴァ』に対するスタンスは今回の「お楽しみ」に書いたとおりなので、作品としてはアレでいいと思ってます。『もののけ姫』よりはずっと「今」だし。でも精神の健常な人はアレは観ない方がいいと思います(笑)。

□「Technical Note」 #31
 まあ、典型的なフロッグデザインマックのファンの辿る道をちょっと遅れながらも忠実に辿っているのではないかと思います(笑)。現行のマック(特にデスクトップ)への興味は薄くなる一方なので、最近は秋葉原でも秋葉館とか東京ラジオデパート地下(笑)とかばかり見て回ってます。
 そういえば今日(8/29)は噂のiMacの国内発売日ですが、iMacそのものは特に欲しいとは思ってません。でも、あのカラーリングのコンセプトで重量2kg以下のノートなんて出たら、買っちゃうかも(笑)。出ないだろうけど(笑)。

□「Cyber Salon G-15 Digestウルトラマンティガ」
 昨年のちょうど今の時期におそらく日本中のSFファン、特撮ファンを熱狂させた『ウルトラマンティガ』最終3部作をめぐる、東北大SF研電脳部室での一コマ。一コマというにはちとページ数ありすぎ(笑)?

■まあ今回は、ちょうど1年前に出ていたらおおよそタイムリー、という内容でした(笑)。なんとか年内にはもう1号出して、ペースを固めたいと思ってますが、どうなることやら(笑)。
 今号は主に映像関係のネタでしたが、次号は原田知世ネタとか、スウェディッシュ・ポップネタとか、音楽ネタの可能性が一番高いです。でもいきなり伊藤郁子特集なんてしてしまうかも(笑)。発行目標はもちろん、京フェスです。それでは、年内にはまた必ずお目にかかりましょう(笑)。


「糸納豆EXPRESS・電脳版」に戻る。
「糸納豆ホームページ」に戻る。