山田温泉大湯★★★  


鄙びた温泉街のシンボル

■概要

山田温泉は小布施から15kmほどの山の中にある古くからの温泉である。小さな温泉街の中央に共同浴場の大湯がある。大湯の周りを旅館や土産屋が囲んでいる。昔の映画のセットに来たような気がした。

大湯の建物は1988年に建て直されたそうで、木をふんだんに使った、立派な屋根のある湯屋らしいものである。お湯の成分がけっこう強いところだ。


湯気がひどく写真が撮れなかったのでパンフの写真を使いました

■所在地

長野県上高井郡高山村山田温泉
TEL:026−242−2314



■印象

こういうところでも自動券売機が使われている。それで券を買って受付けに出す。外が寒いので浴室内は湯気がもうもうとしてよく見えない。浴室は床も湯船も壁もすべて木で造られている。湯船は細長く8人くらい並んで入れる。洗い場にはお湯を出す蛇口がない。そのかわりに板を栓にしたおもしろい湯門がある。

お湯の色は透明で結構熱い。臭いは硫黄のような、昔学校にあったクレオソートのような臭いがする。泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物泉である。神経痛、関節痛、痔に効くそうだ。

近くにはツアースキーができる山田温泉スキー場がある。冬に来るのも面白い。

■営業

営業時間 6:00−22:00
(4月−10月)
7:00−21:00
(11月−3月)
休館日 毎月第3月曜日
料金 300円

交通

長野自動車道の須坂長野東ICを降りて国道403号線を北上する。小布施市街に入って上町交差点を右折して県道66号線西へ進む。山田温泉の温泉街の中央にある。駐車場は大湯のそばにはない。温泉街の入り口にある。



調査日:1998年10月


滝の湯

大湯から少し離れたところにある共同浴場である。無料だが温泉街の宿泊客と村民専用である。鍵がないと利用できない。鍵は泊まった旅館から借りる。立ち寄り温泉ではないが、古い建物で情緒があるので取り上げた。
 

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