鶴巻温泉弘法の里湯★★★ |
東京から近い市営の温泉 ■概要 東京にもっとも近い温泉場のひとつである鶴巻温泉に、以前は日帰り温泉施設「鶴巻温泉会館」があったが、残念ながら閉鎖されてしまった。新しく市営の日帰り温泉ができたと聞いたので行ってみることにした。 鶴巻温泉駅前にあった大型旅館の跡地に2001年10月、公設民営の日帰り温泉施設「弘法の里湯」がオープンした。施設の名称は、市民の公募で、弘法大師がここで雨ごいの祈りを行ったという言い伝えがある弘法山にちなんでつけられた。 有料駐車場を備えた大きな施設で、和風の近代建築という雰囲気の建物だ。車椅子トイレもあって、段差のないバリアフリーの建物でもある。周囲にはマンションや温泉旅館がある。敷地内には秦野市ゆかりの洋画家宮永岳彦の美術館がある。 ■所在地 神奈川県秦野市鶴巻3−1−2 TEL: 0463−69−2641 |
■印象 さすがに公共施設だけあって建物の中は明るくホテルのような雰囲気だ。 浴室は、広い内風呂と、露天風呂がある。浴室内はリラックス効果のためか暗めにしてある。お湯は透明で、あまり特徴は感じないがさらりとしている。 泉質はカルシウム・ナトリウム−塩化物泉(弱アルカリ低張性低温泉)、成分総計6.104g、源泉の温度は26.3度だ。2つの浴室は男女が日替わりで利用できる。 露天風呂はあまり広くはないが、人気があって入っている人が多い。周囲は高い塀があって、屋根もついているので、開放感は少ないが、小さい庭に緑があるので気持ちがよい。 2階に休憩室がある。ここでビールなども飲める。1階には蕎麦屋もある。全体として都会的なこざっぱりとした雰囲気の日帰り温泉だ。お湯そのものは特徴がないが、東京から近く電車でも気軽に来られるのは大変便利だ。遠出したくないときには、ここも考えてみてはどうだろう。 |
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