軽井沢の高濃度温泉 ■概要 軽井沢に温泉があることはあまり知られていないかもしれない。古くからある温泉はないが近年いくつか温泉ができている。軽井沢付近の温泉の中でも濃いお湯で知られている塩沢温泉高林閣を訪れた。 塩沢湖は小さな湖だ。近くにはゴルフ場や美術館があって、いかにも軽井沢らしい雰囲気だ。その中に高林閣がある。広い敷地の中にあって、高級感はないが軽井沢風の建物だ。 ![]() 温泉は10数年前にボーリングしたもので掘削深度は600m。近辺の温泉は単純泉に近いので、軽井沢ではここが成分濃度が濃い。信州秘湯の会の会員旅館でもある。 ![]() 温泉旅館ではあるが日帰り客を積極的に受け入れている。浴室は本館、別館の2箇所に分かれているので裸での移動はできない。休憩室は本館にあって結構広い。 ■所在地 長野県北佐久郡軽井沢町塩沢273 TEL:0267−46−3000 FAX:0267−46−4155 |
![]() ■印象 別館に源泉風呂がある。浴室には加熱浴槽と、一段低く源泉かけ流し浴槽がある。源泉はかなりぬるめの灰緑色の湯で金気臭が強い。浴槽のふちには黄茶色の析出がついてギザギザになっている。 源泉の湯口からはお湯が泡といっしょにゴボゴボと出てくる。お湯を飲んでみると苦味と塩味と金気の味がする。泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉、源泉の温度は37℃、蒸発残留物12,220mg。 ![]() 露天風呂はぬるめで薄茶色のお湯。塀が高いので景色はない。 ![]() 本館の大浴場は透明なお湯。ツルスベ感があって、トロリトした感じがする。熱すぎず適温で気持ちがよい。本館、別館あわせて浴槽のバリエーションがあって、お湯の扱いも違う。それぞれそれなりに楽しめ、満足できる。 |
■営業
オフィシャルページ しばらく休業中とのこと。(2007年4月とおるさんから) |