渋温泉信玄竈風呂★★★ |
温泉寺の日本式サウナ ■概要 渋温泉は僧行基によって発見されたという行基伝説のある古くからの温泉だ。渋温泉にはいくつもの共同浴場があるが、すべて住民と宿泊客の専用で立ち寄りの一般客は利用できない。渋温泉で立ち寄りが可能ところは少なく、信玄竈風呂(しんげんかまぶろ)はありがたい。 竈風呂は温泉寺の境内にある。1984年に造られたもので武田信玄の像などがある展示館を兼ねている。ビニールハウスのような雪囲いがしてあって、本堂や参道から濡れずに行くことができる。 竈風呂は一種のサウナで、京都の東福寺のものをまねているそうだ。竈風呂の側には温泉の内風呂がある。 温泉寺 ■所在地 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉 TEL:0269−33−5730 |
■印象 一番風呂のつもりで朝10時に行くと、すでに5、6人が入っていた。渋温泉の泊まり客だろう。内風呂は檜風呂、洗い場の床も檜。しかし狭くて、3人入るのがやっとだ。 その奥に竈風呂がある。8畳はありそうだ。床にはビニール製のムシロが敷いてあり、籐製の枕が置いてある。 横になると下からじわじわ暖かくなる。室温は約55度、サウナとしては低温の方だ。裸でじっとしていると、じわっと汗が出る。檜風呂で汗を流してはまたサウナに入る。かなり効くようだ。 お寺の温泉はずいぶん珍しい。日本式サウナでボーっとするのもおもしろい体験だった。 |
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