| 温根湯温泉大江本家★★★★ |  |
| 温根湯温泉大江本家★★★★ | |
豊富な源泉の大温泉ホテル ■概要 温根湯（おんねゆ）温泉は北海道のオホーツク海側にある温泉地としては最大のところだ。無加川の川岸に豊富な温泉が湧いていて、いくつもの温泉ホテルがある。今回は老舗の温泉ホテルの大江本家を訪れた。  大きなホテルは３棟に分かれている。紫色のタイルに覆われていてかなり目立つ。老舗ホテルだけあって床は紫の絨毯が敷いてあって、館内のそこかしこに油絵が飾ってある。フロントで料金を払う。浴室は１階の一番奥にある。  温根湯温泉の歴史は北海道開拓時代にさかのぼる。札幌から網走までの道路（現在の国道３９号線）が明治中期に完成して、この地域の開拓が始まった。その当時は無加川のほとりに温泉が湧き出していてアイヌの狩猟小屋だけがあったそうだ。 温根湯温泉の名前はアイヌ語のオンネユ（大きな湯の湧くところ）から付けられたそうだ。１８９９年に北海道庁から温泉開発の許可を受けて最初の温泉旅館の営業が始まった。大江本家はその翌年に開業している。 ■所在地 北海道常呂郡留辺蘂町温根湯 ＴＥＬ：０１５７−４５−２５１１ ＦＡＸ：０１５７−４５−２７１３ |
 ■印象 浴室は無加川に面していてとても広い。浴室に入るとほのかにイオウの香りがする。１階が男湯、２階が女湯になっている。 広い浴室に大小６つの浴槽がある。真湯のジャグジーのほかはすべてかけ流しだ。浴槽によって温度を変えてある。中央にぬるめと熱めの大浴槽、窓側にややぬるめの浴槽と寝湯がある。子供の滑り台やサウナ、ミストサウナがある。  お湯は透明で緑かかっている。イオウの香りがして、あわいタマゴ味がする。浴感は強い特徴はないがさっぱりしている。泉質は単純硫黄温泉、源泉の温度４９．２度だ。  川に面して熱めとぬるめの２つの露天風呂がある。こちらはこまかい湯花もある。川風が気持ちよい。 １００年以上の歴史がある北海道では老舗旅館だ。 日帰り客にはちょっと利用しずらい雰囲気もあるが、豊富な湯量によってなかなか良いお湯が楽しめる。 |
■営業
■交通 道央自動車道の旭川北ＩＣを降りて、国道３９号線を北見方向へ。石北峠を越えて温根湯温泉街へ。大江本家へは国道を左折して街を横切り無加川を渡る。旭川北ＩＣから１００ｋｍほど。駐車場は川の手前にある。  調査日：２００４年５月 オフィシャルページ |
| ■つつじ山公園
大江本家の右手につつじ山公園がある。１９５７年に北海道の天然記念物に指定された大規模なエゾムラサキツツジの群落がある。 |
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