みのわ温泉
ながたの湯★★★
 


ハイグレードの公共温泉

■概要

諏訪湖から流れ出る天竜川を20kmほど下ったところに箕輪町がある。中央アルプスと南アルプスの間の狭い平坦地が始まるところだ。ながたの湯は中央アルプス側の高い山裾にある。

みのわ温泉ながたの湯は、町営保養センター「ながた荘」の隣りに建てられた新しい日帰り温泉だ。蔵をイメージした大きく近代的な建物で、清潔な雰囲気だ。浴室には大きな内風呂と打たせ湯、サウナ、水風呂がある。外には露天風呂がある。

最新の施設だけあって、玄関から浴室まで段差がない、いわゆるバリアフリーになっている。車椅子トイレもある。夕方は比較的混むようだが午前中なら車椅子の利用者も安心して温泉を楽しめそうだ。





■所在地

長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪2134−42
TEL:0265−70−1234
FAX:0265−70−1277



■印象

浴室は広く清潔で、落ち着いている。湯船は広く、窓が広いので明るい雰囲気だ。ややぬるめの柔らかいお湯だ。泉質はナトリウム−炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ高温泉)、源泉の温度は46.4度である。



浴室の端に打たせ湯がある。ちょうど両肩に当たるように2筋づつになっている。温度もよく、ここの打たせ湯は肩こりにちょうどよい。ついついこれで長湯をしてしまった。

露天風呂はやや小さめ、温度は少し熱めである。ひさしがあるので、雨の日でも楽しめるだろう。お湯は気持ちよいが、囲いがあるので眺めはいまひとつだ。

休憩室は明るく気持ちがよい。畳敷きなのでのんびりできる。2階にも休憩室がある。ここからは眺めがよい。伊那の谷が見渡せて、川のむこう側には中央アルプスに続く山々が見える。混み具合もほどほどで気持ちの良いところだ。お勧めする。

■営業

営業時間 10:00−21:00
休館日 第2、第3火曜日
祝日のとき翌日
料金 500円

交通

中央自動車道の伊北ICを降りて左折し、国道153号線を南へ向かう。最初の信号を右折して伊那西部広域農道に入る。ながたの湯の小さい案内板を見て信号を右折する。突き当たりを右折する。森の中にあるような感じた。
駐車場は広い。



調査日:1999年6月



赤そば

ながたの湯の近くに町営のそば食堂の留美庵(るびあん)がある。この辺りもそばの美味しい地域だが、ここでは、ネパールから持ってきたという赤そばが食べられる。写真手前が赤そば、向こう側が普通のそばである。

なんとなく甘めの味がした。値段はちょっと思い出せないが、700円程度かと思う。
店はながたの湯から1kmほど離れたところにある。ながたの湯に案内地図がありました。


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