芽登温泉★★★★ | ![]() |
十勝平野の北にある湯治場 ■概要 芽登(めとう)は十勝平野の北の山の中にある湯治場だ。原生林のなかの林道をヌカナン川に沿ってたどるっていく。温泉の看板をやっと見つけて、狭い道を入っていくと赤い屋根に大きく芽登温泉と書いてある一軒宿にたどり着く。 付近はエゾマツなどのうっそうとした原生林で、温泉の周囲だけがぽっかり空き地になっている。宿は風雪に耐える山小屋のように飾り気がない建物だ。建物の左側の離れた地点、川原に源泉があってホースで引湯している。 ![]() 1901年に発見され、1904年に開発が許可された。以来、地元の湯治場として親しまれてきた。地名はアイヌ語のメト(山奥の意)に由来するという。確かにたいへんな山奥だ。近年まで電気がきていなかったそうだ。 ■所在地 北海道足寄郡足寄町芽登2979 TEL:01562−6−2119 |
![]() ■印象 浴室はL字型に浴槽があって、小さいほうが熱め、大きいほうはぬるめ。透明に澄んだお湯が静かに溢れている。窓が広くて川の流れも見渡せる。 お湯にはかすかに硫黄臭がある。コップがあるので飲むと、うすいタマゴ味、塩味もあるので飲みやすい。泉質は硫黄泉、源泉の温度58℃、成分総計270.9mg、自然湧出。 ![]() 混浴の露天風呂は大岩を円形に並べた大きなものだ。打たせ湯用なのか噴水のようにお湯を注いでいる。熱めなので冬でも利用できるそうだ。川を見ながらのんびりできる。 硫黄臭のある澄んだお湯は、刺激が少なめで湯治に最適だろう。帯広から50kmほどなので日帰り客も多い。 |
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