三国峠ふもとの大きな日帰り施設 ■概要 群馬県と新潟県を結ぶ三国峠の上り口に猿ケ京温泉がある。古い歴史がある温泉地だが、1958年にダムができてダム湖(赤谷湖)に沈んだ。新しい温泉街がダム湖を見下ろす位置にできている。 2002年に町営の新しい日帰り温泉施設「まんてん星の湯」ができた。廃業した温泉ホテルの跡地に建てられていて、赤谷湖を見下ろすことができる。たまたまスキー帰りに寄ってみることにした。 ![]() たいへん大きな建物で、いかにも最近の公共施設らしい。左手には多目的ホールの「三国館」がある。「まんてん星の湯」の名前は敷地に咲くつつじ「満天星」にちなんでいるそうだ。 ![]() ■所在地 群馬県利根郡新治村猿ヶ京1150 TEL:0278−66−1126 FAX:0278−66−1127 |
![]() ■印象 スキー帰りの夕方に寄ったところ、たいへんな人気で駐車場も満杯に近い。和風の大きな建物は大型旅館風に見える。館内も混んではいるが全体は広々とした感じだ。 浴室は和風の里の湯と洋風の七夕の湯がある。今回は里の湯側に入った。浴室の壁が大きなガラスになっていて明るい。立ち上がると赤谷湖が見える。 お湯は無色透明、残念ながら温泉らしい浴感はあまり感じられない。お湯の溢れもあるが循環式のようだ。源泉は猿ケ京温泉で共同管理されているもので、 泉質はカルシウム・ナトリウム−硫酸塩温泉、源泉の温度は55.5℃、成分総計1.21g/kg。 露天風呂は湖を見下ろすように3つ並んでいる。両端は熱め、中央はややぬるめにしてある。露天風呂の間をつないで寝湯にしてある。 露天風呂に入りながら中腰になると湖が見える。小高い丘の上にあるので、眺めが良い。下の道路から露天風呂は見えないので女性も安心だろう。 苗場あたりから帰ってくるスキー客にとっては嬉しい施設だ。温泉としては浴感にこれといった特徴は少ないが、シャワーのお湯はすいぶん気前良く出てくれる。 |
■営業
■交通 関越自動車道の月夜野I.Cを降りて、国道17号線で新潟方面へ12kmほど。猿ケ京の温泉街に入って猿ヶ京温泉信号を左に入る。狭い道なので注意。駐車場は広い。 ![]() オフィシャルページ 調査日:2005年1月 |