京極温泉★★★


羊蹄山麓の名水温泉

■概要

蝦夷富士とも呼ばれている北海道の名峰、羊蹄山の東麓に京極(きょうごく)町がある。京極町は農業の町で広大な畑が続いている。近年、羊蹄山の湧き水が名物になって、「
ふきだし公園」として整備している。

京極温泉はふきだし公園の近くに造られた町営温泉である。雪の季節に訪れたのですっかり雪に覆われているが、公共施設らしく大きな建物だ。浴室は円筒形の建物。その中に大風呂、泡風呂、打たせ湯、サウナがあり、外には露天風呂がある。



京極町の名前が珍しい。京都に関係があるのではなく、人名に由来する。明治時代に、この地を開拓して牧場を造った旧丸亀藩主の京極高徳の名前に由来している。

■所在地

北海道虻田郡京極町字川西68
TEL:0136−42−2120



■印象

ロビーが広々として感じがよい。さっそく浴室に行く。浴室の壁は大きなガラス窓になっているので明るい感じた。お湯そのものは透明でさらりとしている。
泉質はナトリウム−塩化物・硫酸塩泉、源泉の温度41.3度、湧出量は60L/分(動力揚湯)である。

露天風呂は建物にそって造られている。塀はやや高く、建物の柱がややじゃまだが、塀の上に羊蹄山が見える。当日は雪が舞って山はあまり見えなかったが、雪景色の露天風呂はなかなか気持ちがよい。



休憩室も広々していて、ごろ寝もできる。浴感としては平凡だが、施設としては、清潔で広々していて大変気持ちがよい。行楽帰りに寄ってみることをお勧めする。

■営業

営業時間 11:00−21:00
休館日 第2月曜日(祝祭日のとき翌日)
料金 500円

交通

札幌から国道230号線を南下、喜茂別から国道270号線を北上して、京極町中心部へ。町の中心部から西へ1kmほどのところ。
駐車場は広い。



調査日:2000年1月

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