草津温泉ベルツ温泉センター★★★


草津国際スキー場の温泉施設

■概要

草津温泉に大きな温泉施設ができたと聞いて、行ってみることにした。草津国際スキー場にある、ベルツ温泉センターだ。久方ぶりに草津国際スキー場で滑ったあと、早めに切り上げて温泉に突入だ。

ベルツ温泉センターは2001年10月にオープンした町営の日帰り温泉施設で、草津の町制100周年の記念事業のひとつという。草津を世界に紹介したベルツ博士の名前を冠している。いかにも公共施設らしく大きな建物だ。玄関前には草津の姉妹都市の国の国旗を掲げている。


2階が浴室で、1階が休憩室、スキー場の設備らしく大規模だ。浴室には展望風呂とサウナがある。

■所在地

群馬県吾妻郡草津町白根国有林野
TEL:0279−88−1026
FAX:0279−88−1726




■印象

2階の浴室は温室のように天井部分までガラスになっていて、とても明るい。窓際に横に長く大きな浴槽がある。温泉センターは温泉街の山側にあって、さらに2階から見下ろすので草津の町の眺めがすばらしい。

たっぷりのお湯でかけ湯をして、さっそく飛び込む。やや熱め、透明なお湯はとても気持ちが良い。ちょっとだけなめてみるととても酸っぱい。ここのお湯は万代鉱源泉を使っている。 泉質は、酸性−塩化物・硫酸塩温泉である。源泉の温度は94.6度、pH=1.7 だ。

広い浴槽なのにかけ流しだ。草津のお湯の湧出量が莫大なので、大きな施設でもお湯が豊富に使えるそうだ。(草津町公営観光事業部さんからの情報)

値段はやや高めだが、スキー後に気軽に温泉が楽しめる。他のスキー場の温泉と比べると豊富な源泉を生かしてちゃんとした温泉に入れる。手足を伸ばして休憩できるので、なかなか便利だ。


■営業

営業時間 10:00−19:00
(ナイター期間は21:00まで)
休館日 木曜日(繁忙期は営業)
料金 900円

交通

関越自動車道の渋川・伊香保ICを降りて、国道17号線を経由して国道353号線を西に進む。長野原から国道292号線を北上、草津市街に入ったら、標識に従って草津国際スキー場に向かう。 駐車場は広い。
草津バスターミナルから町内循環バスが利用可能。



調査日:2002年1月


草津国際スキー場

草津のスキー場は本白根山の東斜面に縦に長く広がったスキー場だ。古くから開かれたスキー場で、80年の歴史を持つそうだ。最上部からの眺めはすばらしい。途中の振子沢コースは昔と比べて幅が広くなって、ふもとまで一気に滑るのはとても快適。
山頂からのパノラマ(53kB)
 

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