清津峡小出温泉湯処よーへり★★★★


清津峡、旧旅館の公営温泉

■概要

新潟の石打丸山スキー場の近くに塩沢から十日町にぬける十二峠がある。峠を降りたところに渓谷が美しい清津峡がある。清津峡の入り口にある温泉清津峡小出温泉を訪れた。

清津峡はかぐらスキー場の前を流れる清津川が北へ向かって流れて造った渓谷だ。下流側から遡って少し開けたところに小さな温泉街がある。



今回は村営日帰り温泉の「よーへり」を訪ねた。廃業した老舗旅館「古屋旅館」を中里村が買い上げて2003年4月にオープンした日帰り施設だ。

浴室は地下、1階には広い休憩広間があるので長居もできる。2階は使っていないようだ。面白い名前の「よーへり」は地域の言葉で「湯に入りに」という意味。

■所在地

新潟県十日町市中里大字倉俣
TEL:0257−63−3050




■印象

浴室には縦長の大きな浴槽がある。窓は清津川に面していて対岸の岩壁が見える。残念ながらコンクリートのテラスがあって川面は見えない。

源泉100%かけ流しをうたっているお湯は、透明でやや青みかかっている。弱くタマゴ臭と土の香りがする。黒いフレーク状の湯花もある。

温度はややぬるめの適温だ。口に含むと酸っぱく苦い味。 源泉名は薬研の湯、泉質は単純硫黄泉、源泉の温度42.7℃、成分総計708.4mg、123L(自噴)。



清津峡観光するのなら寄ってもらいたい。公営施設にしてはお湯が良い。1日のんびりするのも良いだろう。

■営業

営業時間 10:00−21:00
休館日 水曜日(冬期間休業)
料金 300円

交通

関越自動車道の塩沢石打ICを降りて、国道17号から国道357号線に乗って十二峠を越える。峠を越えて少し下ったところの案内を見て左折。県道389号線で終点まで行く。温泉街の入り口に駐車場あり。



調査日:2007年4月

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