喜連川温泉露天風呂★★


町営の露天風呂

■概要

喜連川町は古い城下町で、奥州街道の宿場町としても栄えたところだが、現在は幹線国道から離れた静かな町である。1983年に当時の町長が町おこしのために温泉を掘った。

最初の温泉は荒川沿いの1号泉で、現在は「ゆもと」温泉浴場である。次に内川沿いに掘り当てた温泉が2号泉であり、ここに紹介する町営露天風呂になった。



畑の中に運動公園があって、その一角に露天風呂がある。単純に露天風呂があるだけの施設で、
脱衣小屋は小さなログハウスである。

■所在地

栃木県塩谷郡喜連川町喜連川871−1
TEL:028−686−5047



■印象

ちょっと目には、運動公園の管理事務所のような雰囲気だが、壁に「露天風呂・喜連川温泉」と書いてあるので、ここが目的の温泉と分かる。自動販売機で入浴券を買っって入る。

大きな石を集めて造った岩風呂の露天風呂だ。かなり広い。露天風呂の周りは高い塀で囲われているので、眺めはあまりない。土曜の夕方に訪れたので、それなりに混んでいた。先客はほとんど地元の人らしい。小さなバスケットに温泉セットを入れて来ている。「近頃天気いいなー」などと顔なじみどうしが世間話をしている。

お湯は薄い黄色、泉質はナトリウム塩化物泉、源泉の温度は63度である。お湯をなめるとけっこう塩辛い。喜連川温泉の効能は、リウマチ、慢性病、糖尿病、婦人病などで、効果があると人気がある。

■営業

営業時間 7:00−21:00
休館日 第2月曜日
料金 300円

交通

東北自動車道の矢板ICを降りて、国道4号線を南下して氏家町まで。氏家町から国道293号線を東へ行く。荒川を渡り、さらに内川を渡ってすぐに左折する。少し走るとすぐに小さな案内板あるので、右折する。矢板ICから18km程度。
駐車場は広い。



調査日:1999年10月

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