大平台温泉姫の湯★★★


箱根峠の隠れた共同浴場

■概要

箱根峠を登る箱根登山鉄道のちょうど中間に大平台駅がある。大平台は早川の渓谷を見下ろす台地で、ちいさな温泉旅館が集まっている。

姫の湯は大平台の中央にある地元の人の共同浴場だ。姫の湯の名前は、近くにある名水「姫の水」にちなんでいる。姫の湯の前にある記念碑によると、1949年に地元の人が集まって温泉を掘り当てたそうだ。現在は大平台温泉組合が管理している。

建物は2階建てで、小さな旅館のようだ。浴室は円形の湯船があるだけの単純なものである。2階有料の休憩室がる。



■所在地

神奈川県足柄下郡箱根町大平台538
TEL:0460−2−2057



■印象

浴室は8角形、周りはガラス窓で緑が見える。湯船からはお湯があふれている。地元に愛されている共同浴場らしく、清潔で気持ちがよい。お湯は透明でかなり熱い。泉質はナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)、源泉の温度は69.3度、PHは8.3である。熱いお湯が体にしみ通る。

常連のおばさんに聞くと、湯本のお湯より良いので週3回来ているそうだ。雨の日は混むよと教えてくれた。休憩室は2階にある。お弁当を持ってきている人が多い。



共同浴場らしく、ほっとできるところだ。お勧めする。

■営業

営業時間 9:00−22:00
休憩室9:00−17:00
休館日 第1、3、4木曜日
料金 300円
休憩室1000円

交通

小田原厚木道路の小田原ICを降りて、国道1号線を西へ向かう。箱根湯本を過ぎて、曲がりくねった峠道を登り、大平台の案内板を頼りに左折する。道は狭い。
駐車場は5台程度。



調査日:1999年7月

追加情報

料金が350円に。satoさんからの情報(2001年10月)
料金が400円に。ケロさんからの情報(2004年12月)


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