奥鬼怒温泉八丁の湯★★★★  


奥鬼怒の秘湯

■概要

奥鬼怒温泉は鬼怒川の最上流にある温泉郷である。一般車では行けない所だが、紅葉がみごとなので取り上げることにした。

奥鬼怒までスーパー林道が通じているが、一般車は女夫淵温泉までで、そこからは宿の送迎車しか通行できない。日帰り客は林道を歩く(2時間弱)か、鬼怒川に沿ったハイキング道を歩くことになる。我々はマウンテンバイクで行くことにした。行きはほとんどが登り道で歩きとあまり変わらない。

鬼怒川を越える大きな橋から加仁湯が見える。八丁の湯は加仁湯から川下に300m下ったところ、周囲は鬼怒川の渓谷で、深い谷の底に温泉がある。



■所在地

栃木県塩谷郡栗山村大字川俣876
TEL:0288−96−0306



■印象

昔来たときは山小屋のような建物だけだったが、今は現代的なログハウスがいくつも並んでいる。ずいぶん立派になった。

混浴の露天風呂が3ヶ所、女性専用の露天風呂が1ヶ所ある。混浴露天風呂のひとつは高い位置に造ってあって、小さな滝が目の前に見える。どこに居ても周囲の紅葉がよく見える。お湯は単純温泉、細かい湯花がお湯に混じっている。源泉は53度だが、湯船のお湯は温めに調節してある。



休憩用のログハウスがあって、中は畳敷き、テラスでも休憩できる。

■営業

営業時間 9:00−15:30
休館日 無休
料金 500円

交通

日光宇都宮道路、今市ICを降りて、国道121号線を北上する。川治温泉手前から県道152号線に入って、35km先の女夫淵温泉まで車で行ける。そこから徒歩6km。女夫淵温泉には公共駐車場がある。



調査日:1998年11月


加仁湯



近くの加仁湯も立派な建物である。ここをベースに鬼怒沼へハイキングする人が多いそうだ。
加仁湯の蕎麦

加仁湯から八丁の湯へ向かう途中に食堂がある。中は囲炉裏があってその周りには熊の毛皮が敷いてある。



手打ち蕎麦があるので食べてみた。普通の所よりずっと量が多い。味は手打ちだけあって美味かった。けんちん蕎麦も推薦できる。

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