下呂温泉白鷺の湯★★★


下呂温泉街の共同浴場

■概要

岐阜を代表する下呂温泉にある共同浴場「白鷺の湯」は温泉街の中央にある。温泉街の湯の街通りから少し坂を下りた所にある。付近の古い旅館街の中で白壁の洋館がめだっている。

下呂温泉の共同湯は1925年に設けられ、「白鷺の湯」と「薬師の湯」があった。現在は白鷺の湯に統合されて、温泉の配湯をする下呂温泉株式会社が経営している。



現在の不思議な洋館は、元の白鷺の湯が洋館だったのでこれを引き継いだものと思う。白鷺の湯の前に足湯がある。ビーナス像を囲むように円形の足湯で観光客に人気だ。

■所在地

岐阜県下呂市湯之島856−1
TEL:0576−25−2462




■印象

1階に受け付けがあって、脱衣場は2階にあるので一旦階段を上がる。服を脱いでから、階段を降って浴室へ下りる。不思議な仕掛けだ。

ヒノキの大きな浴槽が窓際にある。コンクリートの太い柱が浴槽内に立っているのも不思議な造りだ。

お湯はやや熱めの無色透明だ。循環式ながら浴槽の縁からもけっこうお湯が溢れているので、半循環のかけ流しのようだ。

わずかにツルスベ感が感じられる。 本来はかすかな硫黄臭があるというが、残念ながら消毒臭で良く分からない。泉質はアルカリ性単純温泉、pH8.90、源泉の温度55℃(下呂混合泉)。

窓からは益田川と対岸の温泉街が眺められる。 温泉街の中心にあって、下呂温泉をちょっと楽しむには良いところ。


■営業

営業時間 10:00−22:00
休館日 水曜日
料金 300円

交通

中央自動車道の中津川ICを降りて中津川市街から国道257号線を北上する。1時間ほどで下呂温泉に着く。中津川ICから53kmほど。下呂温泉の温泉街の中にある。すぐ近くに有料の中央駐車場がある。



調査日:2005年10月

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