船堀鶴の湯★★★


露天風呂が気持ちよい温泉銭湯

■概要

江戸川区には評判のよい温泉施設が何箇所かある。今回はそのひとつ温泉銭湯の鶴の湯を訪れた。鶴の湯は荒川にかかる新船堀橋から500mほど下流の住宅街にある。

広い通りから少し奥まったところに銭湯らしい唐破風のある建物がある。入り口付近はモダンな感じになって、屋根とは対照的な雰囲気だ。



内装の模様替えは2002年の暮れだ。カウンター形式の番台に広めのロビーがある。面白いことに自家製甘納豆が売られている。

鶴の湯は江戸時代の創業で、現在のご主人は10代目だそうだ。温泉の登録はそう古くはなく1995年の分析表がある。



■所在地

東京都江戸川区船堀2−11−16
TEL:03−3689−0676




■印象

きれいなタイルの浴室に、ツルのタイル絵がある。真湯浴槽の隣に加熱した黒湯浴槽がある。黒湯の透明度は1mほど、かなり熱めにしてある。

浴感はさほどない。源泉カランがあるので勢いよく出していると、ぬるくなると地元おじさんに叱られた。

銭湯にめずらしく露天風呂がある。意外に広いカギ型の岩風呂だ。空しか見えないなが、なかなか気持ちがよい。ここの黒湯は内風呂よりも鮮度感がある。



泉質は規定泉(メタケイ酸)、源泉の温度18.5℃、成分総計620mg、湧出量250L(掘削動力)。


サウナ横には源泉浴槽(写真左)があって源泉カランは弱いツルスベ感がある。この時期は冷た過ぎるが熱湯との交互浴が気持ちよさそう。

評判通り、温泉銭湯の中ではゆったりした造りでお湯の状態もけっこう良い。また来てみたい所だ。


■営業

営業時間 15:30−24:00
(日曜は8−12時も営業)
休館日 水曜日
料金 430円

交通

首都高中央環状線船堀ICを降りて右折、新大橋通りを東に向かう。最初の信号を右折、さらに三つ目の信号(船堀小学校前)を右折して住宅街に入る。三つ目の仲通りを右折。駐車場は100mほど離れたところにコインパーキングがある。都営新宿線船堀駅より徒歩5分。



オフィシャルページ

調査日:2006年11月

 TOP  温泉みしゅらん