淡島湯温泉★★


世田谷区池尻の黒湯温泉銭湯

■概要

世田谷区池尻に温泉銭湯があると聞いて行ってみた。淡島交差点近くを探して見つからず、淡島交番に尋ねたらすぐ近くにあった。淡島湯温泉は小さな商店街のなかにある。

元は第2淡島湯と言っていたが、現在は淡島湯温泉と名前が変わっている。入り口の横に大きな温泉分析表が架けてあって、そこには源泉名が第2淡島湯とある。



外見は都会にあるごく普通の銭湯といった雰囲気。元々は温泉銭湯ではなかったが、1996年に店の裏で温泉を掘って、100mほど掘ったところで温泉を掘り当てたそうだ。

受付はカウンター式。男性客は下足箱のカギを預けて脱衣場のロッカーのカギを受け取る方式だ。面白いことに下足箱は男女別になっているので混み具合がよくわかる。

■所在地

東京都世田谷区池尻4−35−25
TEL:03−3413−6328




■印象

浴槽は3つに仕切られている。左からぬるめ、熱め、気泡風呂になっている。ぬるめの浴槽はかなり深く、スイッチを押すと腰やふくらはぎにジェットが出る。

お湯は黒湯、よく見ると渋い紅茶色だ。かなり濃い色で透明度は40cmほど。香りは弱いモール臭のようだ。浴感は弱いツルスベ感がある。

泉質は普通の泉質名はつかない。重炭酸ソーダとメタ珪酸の項目による規定泉。 源泉の温度17℃、成分総計813mg、湧出量20L。カランのお湯は源泉のようだ。ハッキリとしたツルスベ感がある。



静かな住宅街にある温泉銭湯だが、けっこう遠くからもお客が来るそうだ。下町気分でリラックスできる。


■営業

営業時間 15:30−翌0:30
休館日 月曜日
料金 400円

交通

渋谷から淡島通りを西へ3kmほどで「淡島交番前」信号があるので、左折するとすぐ。駐車場は、淡島通り沿いに行き過ぎるとコイン駐車場がある。



調査日:2005年3月

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