会津高原温泉夢の湯★★★


外見は素気ないが良いお湯

■概要

会津高原スキー場にいく道路沿いにある温泉施設だが、通り過ぎるだけて利用したことはなかった。桜の季節に近くに来たのでものは試しと訪れてみた。

会津高原駅が良い目印だ。駅とは荒海川の反対側、国道沿いに会津高原温泉夢の湯がある。周囲は建物がないのでけっこう目立つ。

国道の川側は段差があって、施設は国道部分が2階になるような造りだ。宿泊は案内があるが、やっていないようで日帰り温泉施設と言ってよいだろう。



温泉は1989年のボーリング、1993年に開業した。温泉が湧く初夢を見て掘り当てたので「夢の湯」と名づけたそうだ。

■所在地

福島県南会津郡南会津町滝原字向熊久保1373−1
TEL:0241−66−3131
FAX:0241−66−3080




■印象

浴室は階段を降りた1階にある。浴室に入るとイオウの香りがただよいうれしくなる。窓側いっぱいに大きな浴槽が設けられている。

湯口からのお湯は大量だ。浴槽のふちから景気よく溢れている。浴室の床は溢れたお湯で洗われている状態だ。

お湯の温度は適温、熱くもなくぬるくもなく快適だ。イオウの香りは強くはないがシブ焦げのような香りだ。
浴感はサラサラしている。

泉質は単純温泉、源泉の温度43℃、成分総計939.5mg、湧出量200L(動力)、もう少し成分が多ければナトリウム・カルシウム−塩化物泉になったと思う。

シャワーも温泉だ。シブ焦げ臭が引き立つ。体を洗うとお湯がスベスベするのでいつまでもシャンプーが落ちてないような錯覚になる。

窓の外にはちょうど桜の木がある。良い季節だったので、お湯に浸かりながら花見ができる。露天は長期休止中で残念だが、お湯は良い。


■営業

営業時間 10:00−20:00
休館日 第2、4木曜日
料金 500円

交通

東北自動車道の西那須野塩原ICを降りて国道400号で西へ。上三依から国道121号で北上、山王峠を下って国道352号線に入る。3kmほどで会津鉄道会津高原駅に着く。夢の湯は国道沿いにある。



調査日: 2008年4月

オフィシャルページ

 TOP  温泉みしゅらん