精進ヶ滝は、鳳凰山地蔵ケ岳の北面に発し、釜無川の支流である大武川に注ぐ石空(いしうとろ)川にあります. 日本の滝百選にも選ばれ、駐車場、散策道も整備されていますが、比較的静かなまま残っているのはうれしいことです.滝の落差121メートルは、 山梨県でもトップクラスの高さを誇ります.この精進ヶ滝の展望台までつけられている歩道には、魚止の滝、初見の滝、見返の滝の3つの滝があって これらをまじかで見ながらの容易な渓谷散策を楽しむことができます. |
九段の滝 | ||
この滝を前にしたとき、精進ケ滝の元にいくことはできないことがわかった.滝見台からも見えている九段の滝と呼ばれて
いる急流は近ずくとちょっと登る気にはなれないような巨大なものであった。滝の前には、花崗岩の作り出した真砂の純白の河原が広がっていた.
足跡のみつからない白い沢底に一歩踏みいれ、水しぶきを降らす主を見上ると、今日は本命にたどりつけなくてもかまわないという気持ちに私はなれた. 正午を越えた夏の日の光が容赦なく降り注ぐ砂の上から、涼しげに水の滑り落ちる岩肌を見上げると、汗ばむ暑さが一瞬消えてしまったような爽快さを感じた. なんとすばらしい滝だろうか.そしてこの感動は今私ひとりのものである. |
冬の精進ケ滝 | 1997年12月14日 | |
標高1400メートルと高所に位置するこの滝は、冬季には氷結します.これらの写真は、前回私が冬に訪問した時のもので、 滝はちょうど氷瀑にかわる過程にありました. | ||
精進ケ滝 | 一の滝 [魚止めの滝] |
二の滝 [初見の滝] | 三の滝 [見返りの滝] |
<地形図> 韮崎(五万分の一) |
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