真夜中の「遊んで」


いきなり血尿をだし獣医さんのお世話になってしまったチャーでしたが、その後は具合が悪くなることもなく、元気そのもの。ミルクもよく飲むし、あっちこっち走り回るし、しかも、始末が悪いことに、最も元気になる時間が、私達が寝ようと電気を消してからなのです。私のまくら元にきて、きゃっきゃいってはしゃぎまわり、「もう寝るから勘弁して−」といって布団にもぐりこむと、隙間をさがして負けずにもぐりこんでくるのです。そして、遊んでとばかりに、手だの顔だに噛みつくからたまったもんじゃありません。しかたなく、飽きるまでおもちゃで遊んでやったものですが、そのときの癖は1才になった今も変わりません。でも、当時と違うのは、ビニール袋を丸めて作ったボールを放ってやると、くわえて走ったり、前足でドリブルしながら踊り場を走り回ったりと、飽きるまで一人遊びできるようになったことです。


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