ハーネスつけてお散歩よ


お庭になれてきた(飽きてきた?)はなこは、私達が玄関から出入りするのを見ているうちに、どうして自分は玄関から出してもらえないのか、不満に思い始めたらしく、今度は玄関のドアの前で「外に出せ」と鳴くようになってしまいました。いくらなんでもこればっかりは・・・と、無理矢理庭に出してなんとかごまかしていましたが、あまりに哀れな声で鳴くはなこが可哀相になってしまい、そこで考え出した苦肉の索がハーネスをつけてのお散歩だったのです。最初はハーネスがいやだったのと、行くところ、行くところ私達がついてくるのが気に入らないらしく、数歩歩いては10数分立ち止まり、数歩歩いては10数分立ち止まり、の繰り返しで、1回あたりのお散歩に1時間近くかかっていました。家に帰ってくるときも、時間を見計らってだっこして帰ってくるという方法をとっていました。もともとだっこ嫌いだった上、お散歩を終了させられるということがわかるのか、だっこするとものすごくいやがり、かまれたりひっかかれたりと、手ひどい反撃にあうこともありました。そんなお散歩を続けること数カ月、いつの間にかハーネスをつきのお散歩もスムーズにいくようになり、いつものコースを一回りして満足すると「家に帰ろう」と言わんばかりに自分からマンションの裏口の方に走って行ってくれるようになりました。
結局、はなこが新居に完全に慣れるまで要した時間は、約半年。その間、はなこの後ろ足の内股に10円はげができたのはいうまでもありません。はーちゃんごめんね。


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