ごみ問題学習会報告 講師津川敬氏

ごみ処理広域化計画を考える
ガス化溶融炉って何?


+α編集部



 10月22日(土)平塚市勤労会館にて、「ゴミ処理広域化計画を考える、ガス化溶融炉って何!?」と題し、津川敬氏(「ごみ処分」「検証・ガス化溶融炉」「溶融炉が危ない!」の著者)をお招きして平塚市に計画されているガス化溶融炉についてお話を聞きました。
 行動する市民の会、二宮桜美園問題を考える会、ごみ問題を考える有志、+α共催 参加者30名
 ガス化溶融炉とは?

1ダイオキシンが発生しない。→再合成される。バグフィルター、集塵機など故障しても見すごされ危険。高温によりニトロアレン、重金属汚染が拡散する。
2安価。→今まで5社で談合して高止まりしていた価格が業者が増えて値引きが起きているだけ。
3スラグによる資源循環が出来る(国は、路盤材になるとしてスラグを推奨している。スラグとはごみの蒸焼き後のカス、要するにごみ)。→どこも使い手がなく各地に山積み状態。(講演会後の情報 2005年10月21日構造改革特区推進本部HP 溶融スラグの地下洞への埋戻し材として用いる利用を進める。人目から隠すつもりらしい)
4ごみ発電が出来る。→パワーが弱い。

 まとめとして、ガス化溶融炉は事故が多発している。ごみを半減させた取組もある。分りやすい目標を持ち、協力しやすい仕組みをつくり、民間主導でごみ問題に取り組むことを提案された。 

  
戻る
 
  バックナンバー