+α編集部
2003年11月21日、ひらつか市民活動センターで「第6回+α市民おしゃべり会」を開催しました。大蔵市長、市職員4名を迎えて、参加者7名と共に、高度な(?)おしゃべり会が繰り広げられました。
まず自己紹介では、それぞれが関心を抱く分野として、中心部とツインシティ構想、環境、教育(とくに女性の政治教育が大切、平塚に女性助役の誕生を!)、海岸周辺の環境、戦争反対などをあげました。
その後「市民参加と環境配慮のまちづくり」というテーマの下、●土屋地域の下水道整備●花と緑のふれあい拠点●リサイクルプラザ●自治基本条例について問題提起、市長や職員から説明を受ける形で進められました。
各テーマについて話し合われるなかで、お互いの理解が深まったように思います。なかでも地域コミュニティについて活発に意見が交わされました。「何かのプロジェクトが進められるとき、住民の了解を得たというが、それは大抵自治会長などの意見で、一般の住民は知らないことが多い」と市民側。「説明会を開いても、参加者が少ない。それで説明不足と言われる」「提案がないなかで、こちらから提案すると、行政が決めてしまっていると言われる」と職員側。こうした意見をお互いに受け入れ、今後、市民参加のありかたを考えていくステップになったように思います。
市長は市としてできる範囲で最善のことをしていきたいとして、各テーマに対しても真摯に答えてくれました。それぞれの思いや意見を言える、開かれた市政。今の時代、それは基本的なことかもしれませんが、とてもうれしく思いました。
●参加者の感想
1、市役所の職員の態度が、大柄ではなかった事。
2、市長の市民の声を聞く姿勢が良かった。
教育について市長の考え方を聞きたかった。
3、平塚市の中でも地域性による問題点、又何所の地区も同じ様な事が行われている事が分かりました(旧態然としているところ)。
FS
こちらにとっては短い時間でしたが、多忙な大蔵市長にとっては、本当にたいへんなことだと思います。しかし答えもわかりやすく、的確だったと思います。改めて市長の聡明さが伝わりました。市の職員の方も親切に答えてくださり、市長が変われば、こんなにも変わるんだなと思いました。
NI
まずは、こういう市民のこぢんまりとした集まりに、市長が来てくださったことをうれしく思いました。いろいろな課題が山積みですが、わたしとしては自分の関心あることを地道にやっていけば、そこを糸口にして、世の中のことが見えてくるのではないかと思います。これからも市政側と市民側、おたがいの意見を本音で話し合える機会が増えるといいなと思います。
TK