ビット論理演算と電気回路
 ビット論理演算&は直列回路です。またビット論理演算|は並列回路のことです。 

スイッチ回路  下図(a)のスイッチを考えます。スイッチの両端の先には電池と豆電球が つながっていて1つの電気回路をつくっていると想像してください。スイッチ が開いているときは、電球は消えていて、閉じると電球が光ります。これは 2進数の演算を行う関数と見なすことができます。オンが1でオフが0です。

スイッチの状態を入力とし、電球の状態を出力とすると、    [スイッチ]              [電球]    0      開いている  ==>    0 消灯    1      閉じている  ==>    1   点灯 といった入出力の関係(関数)ができます。このスイッチを2つ組み合わせ た演算を行ってみます。  2つの場合が考えられます。図の(b)のような直列回路と並列回路です。 この直列回路が行う演算がビット単位&演算で、並列回路演算がビット単位 |演算であることがわかります。  つまり、スイッチの可能な状態は全部で4つあります。直列回路に電流が 流れる(状態1)のは、2つのスイッチがともに1のときに限られます。一 方並列回路では、少なくとも片方のスイッチが1の状態であれば電流は流れ (状態1)ます。

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