bemani pocket TOKIMEKI MEMORIAL Edition

清涼感のあるパールホワイトのボディ。液晶反射板に描かれてる目つきの悪い動物は一体?

一連のビーマニシリーズと双璧をなすコナミの看板ゲーム・ときめきメモリアル。グッズ展開はもちろん、待望のパート2も発売されるとあってオタク達は喜んでいるようですが (^_^;)、そんな中リリースされたのが本作です。
今回、まずパッケージングで驚いたのがステレオイヤフォンとともに予備電池まで付属するようになったこと。1作毎に確実にサービス精神が旺盛になってきてますね (^_^;)
ゲーム中に使われていた曲をビーマニ流にアレンジしているそうですが、ときメモやったことない私にとっては全く新しい曲として遊べました (全体的にポップな感じの曲が多いですね)。
グラフィックもゲーム中に登場している (んでしょうか?やったこと無いんで確認のしようが無い (苦笑)) キャラクタが登場し、学園や公園などの風景とともにストーリーが展開しています。あと、曲は終わった後にスコアに応じてご褒美グラフィック (がんばって、もうちょっと、やったね) が表示されます。今までに無かった趣向ですね。これからのシリーズにも採用されるかな?


Practice Mode

1. ときめき・・・難易度☆☆☆☆☆
藤崎詩織 (CV:金月真美) が唄う元祖『ときめきメモリアル』OPテーマ。後述のビーマニポケットスケルトンに入ってるバージョンと違い2番が無いので『もっと!モット!〜』がタイトルに付いていないんだそうだ (うーん、微妙微妙)。言われてから聴いてみるとたしかにOPっぽい曲調ではありますね。難易度を見ても分かる通り、初見でもクリア出来ないという事は無いと思うので (全くのゲーム素人というのならば話は別だが)、ときメモファンはこの曲を聴いて盛り上がれ (笑)

2. 出会えて良かった・・・難易度★☆☆☆☆
藤崎詩織と同様コアなファンを持つ虹野沙希 (CV:菅原祥子)が唄うナンバーで、ドラマシリーズ『虹色の青春』のテーマソングとのこと (ドラマまで作ってたのか>ときメモ)。まぁキャラ人気という点から見て、ここにこの曲を持ってきたのはある意味正解か (下手すりゃ講義の電話殺到ってこともありそうだし!?)。この曲も難易度は低いし、メロ的にも覚えやすいので問題無いはず。上の曲と合わせてカラオケでは定番なんだそうですが、そんなの1度も聴いたこと無いぞ (って、そういうコアな人達とは付き合ってないからなんだけどさ (^_^;))

3. 二人の時・・・難易度★★☆☆☆
藤崎詩織 が唄う元祖『ときめきメモリアル』EDテーマ。実際にゲームをやってないのでEDといってもどういう状況でのEDなのかは分からないんですが、お目当ての女にフラれた時にこんなアップテンポの明るい曲が流れてきたらヤダな (^_^;)。1つの曲として聴く分には可もなく不可もなくといったところ。TVのタイアップ曲じゃないけど、演出で感情移入されて良い曲に聴こえるってパターンのような気もしますね。Practice の最後の曲ですが、特に難しいことをやってる訳では無いので上記の2曲をクリア出来ていれば問題無いでしょう。

Normal Mode

4. ときめき・・・難易度★★☆☆☆
STAGE.1 のバージョンアップ版。白鍵に混じって黒鍵のラインも登場。5つのキーを全て使うようになり難易度が上がると思いきや、1よりも変に間延びしていないぶんキー操作の流れがスムーズになり押しやすかったりします。多分、前述の最初のステージで何回もプレイしていると思うから、このステージのクリアも問題無いでしょう。

5. ハートのスタートライン -with you-・・・難易度★★☆☆☆
虹野沙希/館林見晴/古式ゆかり (CV:菅原祥子/菊池志穂/黒崎彩子)ら、色々なキャラクターによって唄われている曲で、ときメモファンなら必ず知ってる曲らしい (ホントかいな?)。もちろん私は知りませんでしたが (^_^;)、素直な歌謡曲という感じのミディアムテンポのナンバーで初めてスクラッチを使用することになります。スクラッチの間隔は開いていますが他のキーとの同時押しが多いのでしっかり本体を支えていないと上手く操作できなくなる可能性大。操作の基本をシッカリ身に付けておきましょう。

6. 教えてMr.Sky・・・難易度★★★☆☆
藤崎詩織 のデビュー曲。何の事は無い、折りからの声優ブームに便乗したゲームのイメージソング戦略で出したというシロモノみたいです。ゲームのファン、ゲームは知らないけど声優・金月さんのファン (っているのかな?なんとなく金月さんのファンって例外なくときメモファンのような気がする (^_^;)) を狙ったコナミが商売上手ということでしょうか。同時押しと8分音符の連打が続くパターンが多いため、初見でつまづく人も多いでしょう。しかし、良く見ればそれほど複雑な配置ではないことがわかるはず。2・3回やれば楽勝でクリア出来るでしょう。

7. フィフネルの宇宙服・・・難易度★★★☆☆
前述の藤崎詩織、虹野沙希に並ぶ多くのファンを持つのがこの曲を唄っている 館林見晴 (CV:菊池志穂) なんだそうです (これが初めての唄でもあるらしい)。と言われたところでキャラクタの区別なんかつかない私には何が何やら (ジャニーズジュニアを全員見分けろって言われてるようなもんです (^_^;))。トリ前になってやっと登場したのは他の2人に合わせるためか、はたまた最後まで忘れられていたのか?8分と16分の連続、しかもスライドしながら同時押しも織り交ぜているという凝ったスコアなので、ビーマニとは縁遠いときメモファンは間違いなく挫折するであろう曲。良く見ても複雑なスコアなので苦手なところは思い切って無視して他のパートで稼ぐ (ミスしないようにする) といった思い切ったプレイが必要かもしれませんね。

8. 出会えて良かった・・・難易度★★★★☆
STAGE.2 バージョンアップ版。コンプリートクリアは難しいですが、単にクリアするだけなら特に難しくない、という感じの難易度である。今思ったんですが、他のビーマニシリーズの曲の多くが変拍子が入っていたり、ここだと思うタイミングじゃない所にスコアが出現するのに比べ、本機の曲はどれも素直にキーが押せるというかタイミングが分かりやすい曲が多いような気がします。それが総じて難易度数の割に簡単な原因なのかもしれません (これは最終ステージでも同様)。この曲もメロディラインの他にバックラインもプレイしなければならない所があるのでスコアは多くなっていますが、不思議と難しさを感じさせない絶妙な配置になっています。

9. 二人の時・・・難易度★★★★★
STAGE.3 のバージョンアップ版にして最終ステージの曲。これぐらいになってやっと難易度が上がってきたなという感じがするのですが、他のビーマニポケットの最終ステージに比べると難易度は低いような気がします。というのも、1回で最後までクリア出来たのは初めてだったから。最後の16分連打以外は今までの曲でも登場したパターンがほとんどなので特に練習する必要も無いというのが大きい。難易度マークを見る限りそれほど簡単な曲ではないはずなのですが、ミスしても挽回出来るケースが多いのが要因かもしれません。まぁクリア出来て文句を言うというのも変な話ですが、ときメモというだけで本ゲームを買った人間が『ビーマニなんて簡単さ』などという誤った認識を持って欲しくないもので (他のシリーズにも興味を持ってくれるのは嬉しいが、クリア出来なくてほったらかしというのではやるせない)。

各曲毎に評価のグラフィックが出るので凝ったエンディングを期待していたのですが、残念ながら相変わらずのエンディング。うーん、あくまで変えるつもりはないらしいな>コナミ