bemani pocket -Anime Song Mix.1-

マジンガーのボディ。液晶反射板にはパイルダーと頭部の絵が・・・

99年夏、畳み掛けるように発売されたビーマニポケットシリーズのトリをとったのがコレ。日本のアニメ界に多大な影響を与えた永井豪先生の作品をフィーチャーしたモノで、非常に懐かしい曲が目白押しとなっています。
永井豪先生の監修を受けているので、音楽はもちろんゲーム中に表示されるアニメ (ドット絵) も今までのシリーズとは比べ物にならないくらい完成度が高いです。AUTO PLAY モードにしてアニメだけ楽しんでも良いくらい!
前の Summer MIX では音声が入ってなかったけど、今回は1曲だけ音声が入っています。しかも、かなり良い感じの使い方してます (聴いてのお楽しみ)。アニメソングなのでフレーズのループが多いのは仕方無いですが、1曲当たりの時間が少し長めなので結構楽しめます。
ボディは一見して分かるようにマジンガーZのボディカラーにペイントされてます。液晶板を良く見ると、パイルダーとマジンガーの頭部が描かれているのも分かります (うーん、凝ってますねぇ)。
あと、パッケージングの話ですが、今回からステレオイヤフォンが付属することになりました (苦情でも届いたのかな?スピーカーだと音大きいから人に迷惑かけやすいですもんね)。その代わりかどうか分かりませんが、ボールチェーンが付属されなくなりました。というか、今回から収納式じゃなくボディに掘られた穴にストラップを通すように仕様が変わりました。
本作はアニソンミックスシリーズの第1弾ということらしいですが、今後どのようなラインナップが登場するのか非常に楽しみなところです (^_^)/!


Practice Mode

1. マジンガーZ・・・難易度☆☆☆☆☆
御存知、熱血ロボットアニメの元祖・マジンガーZの主題歌で、先日24時間ライブを敢行したアニメ界のアニキこと水木一郎の代表曲です。もう、このイントロが流れてきただけで超トリハダもんっすよ〜!Practice なので3つしかキーを使わないのもグ〜。めくるめくアニソンの世界にゴー!ってな感じです!?
アニメのPVみたいに、兜甲児マジンガーZ弓さやかアフロダイAのアップがパッシング表示されたあとタイトルロゴがバーンと現れるOP、歌詞に合わせてパイルダーオンしたり、ロケットパンチブレストファイヤを出す (で、敵もそれに合わせたパターンで消滅する) グラフィックが、さらに興奮を高めてくれます。これはスゴイ!

2. デビルマン・・・難易度★☆☆☆☆
悪魔族を裏切り、人間 (というか恋人への愛) のために生きるヒーロー・デビルマンの主題歌で、十田敬三が唄っていました。個人的には、EDの今日もどこかでデビルマンの方が好きなんですが・・・まぁ、仕方ないか \(^_^;) ぉぃ。アニメ本編では、原作のようなダークな雰囲気は無く、変身時に破れた服はどうなるか?とかあのパンツ姿はカッコ悪いなどと言われていましたが、個人的には純粋なヒーローモノとして好きでした (特に最終回はカッコイイ)。だから原作読んだ時は逆にショックでしたね (^_^;)
その原作版の方をグラフィックで使ってるんですが、シレーヌが生まれるシルエットから、不動明デビルマンに変身するシーンを挿入。その後、表裏一体かの様に不動明デビルマンをパッシング表示した後にTVアニメのOPと同じタイミングでタイトルがバーンと表示されます (カックイイ〜)。もちろん、牧村美樹飛鳥了 も登場しますよ!

3. ゲッターロボ・・・難易度★★☆☆☆
常識を超えた合体機構で有名なゲッターロボが3曲目。合体のギミックを再現するのは不可能なので、玩具メーカーは3倍の売り上げ (3体とも買わせる) があったとか無かったとか (^_^;)。昨年、オリジナルアニメで復活したり、最近ではPSでゲームが出たりと未だに人気が高く、やたらと細かい設定にこだわって発散しちゃってるアニメよりも遥かに楽しめます。唄はアニメ界の大王ことささきいさおが担当。その迫力のある低音で熱唱してました。
グラフィックは、もちろん合体シーン!ま、肝心の部分は変なシルエットで誤魔化されちゃってますが、合体前の編隊飛行では疾走するそれぞれのゲッター機とパイロットが交互に表示されます。しかも、各ゲッターロボのグラフィックに合わせて編隊飛行の順番も変わります (ゲッター2号ならハヤトムサシリョウマの順とか)。ゲッター1号はゲッタービームゲッタートマホーク、ゲッター2号はハンドドリル、ゲッター3号は大雪山おろしのグラフィックが表示されますが、この合体シーンにはかなわないですねぇ。テンポの良いサウンドと相俟って非常にカッコ良く仕上がってます。

Normal Mode

4. マジンガーZ・・・難易度★★☆☆☆
曲もグラフィックも STAGE.1 と同じです。ただ、従来のシリーズと同様、スコアがより細かくなり難易度が上がってます。具体的には1小節1音だったのが3音以上に増えてるって感じです。キメのセリフのところでスクラッチを使うことがありますが、これを外すとかなりマヌケになってしまうので気をつけましょう。

5. ドロロンえんまくん・・・難易度★★☆☆☆

タイトルからなんとなく分かる通り妖怪ネタを扱ったアニメです。もっとも、原作はやたらと裸が出てくる (女も男も (^_^;)) マンガで、さすがにTVアニメではストーリーの方に重きを置いてましたが、着物の下に何も付けてないという雪子姫に毎週ドキドキもんでした \(^_^;) ぉぃぉぃ。この主題歌は中山千夏さんという方が唄っていました (EDも同じ人)。本作においてこの曲がスゴイのは何とヴォーカルが入っているということ。さすがにWS版BMのように全編ヴォーカル入りという訳にはいきませんが、最初の『ドロロン、ドロロン、デロデロバ〜』と最後の『大あばれったら、デロデロバ〜』が入ってるだけでもかなり印象が変わってきますね。
グラフィックは、アニメのOPと同じように沸き立ってる血の池地獄からパンナップしてタイトルが出た後、黒いシミからシャッポじいが登場。その後カッパエル雪子姫えんまくんのアップが現れます。特にこれといった感じは無いですが、アップの絵はどれも似ていて良い感じです。

6. 空とぶマジンガーZ・・・難易度★★★☆☆
劇中歌だと思うのですが、あまり印象に無い・・・というか知らなかったナンバーです。どんな曲か知らないでやったら見事にゲームオーバーになりました (^_^;)。資料によると、水木一郎が唄ってたみたいなんですけどね。やっぱりOPの曲の方が印象に残りやすかった (毎週流れてた訳だし) んだと思います。今度機会があったらぜひ1度聴いてみたい曲ですね (いや、今でもイチバン点数の稼げない曲なんですよ、コレが (^_^;))。
グラフィックは、STAGE.1 のモノに 兜甲児 の目がアップになっていくもの、あしゅら男爵 のアップ、ルストハリケーン をかます、唄のタイトル通り ジェットスクランダー と合体して飛んで行く マジンガーZ など、単なる使い回しで終わらせないところがニクイですね。

7. キューティハニー・・・難易度★★★☆☆
老若男女問わず・・・つーか、圧倒的に男の方が夢中になって見てたと思いますが (^_^;)、悪の秘密組織と戦う女の子の姿を描いた (文字通り姿だけ見てた (爆)) アクション&ラブコメアニメです。近年、リメイクされてるので小さい子供たちにも人気がありましたが、お父さんには不評だったようです。ま、理由は言わずもがな、変身シーン (ハニーフラッシュ) が規制のせいか大人しくなってしまってたからです (あと、SMっぽい演出も皆無だったし!?)。ちなみに、この曲を唄ってた 前川陽子 さんは、1度『快進撃TVうたえもん』に出たことがあったのですが、昔と変わらない艶っぽい声でしたね。
さて、お楽しみのグラフィックですが \(^_^;) ぉぃ、残念ながらハニーフラッシュの部分はシルエットになってて何も見えません!?その代わり、ハニーの七変化のアップがたくさん見られます (それじゃ、満足出来ない?)。曲のテンポも良いし、ナカナカ完成度の高いアレンジに仕上がってますね。

8. デビルマン・・・難易度★★★★☆
STAGE.2 の強化版。イントロの部分からして、1音から6音に増えてるし、主旋律からリズム (しかも間髪入れない連続した&裏打ちアリ) の方にスコアが移っているのでかなり戸惑います。おそらく、前半パートでつまづいてそのままズルズルとというパターンが多いでしょう。ここを上手く切り抜けても、終盤にある連打ポイントもクセモノです。最後まで気を抜かないようにいきましょう!

9. ゲッターロボ・・・難易度★★★★★
STAGE.3 の強化版。もう、何でもアリ (^_^;)。主旋律もリズムも全部把握してないとイカン!という感じです。逆に、これがクリア出来た時の達成感は非常に高いです。ただ、相変わらず ALL STAGE CLEAR した時の演出はショボイです (^_^;)