推薦図書
私のお勧めの本です。ぜひ、読んでみてください。
『めもあある美術館』 大井三重子(仁木悦子)
誰もが心の中に持っている記憶の美術館を描いたメルヘン。ヒーリング効果も期待できる。単行本『水曜日のクルト』に所収。
『智恵子抄』 高村光太郎
純粋な愛の結晶のような詩集 。解説が素晴らしい。
『胆力〈度胸〉がつく本』 水谷啓二
タイトルどおりの効果が期待できる。高校時代に読んで、救われた本。残念ながら現在では入手困難。再版が望まれる。
『The 東京』 読売新聞社
1975年当時の東京が多くの写真と共に紹介されている。谷川俊太郎の詩「東京抒情」がいい。
『オイディプス王』 ソポクレス
運命からは逃れられないというギリシャ悲劇の傑作。
『若きウェルテルの悩み』 ゲーテ
恋愛感情の機微を見事に描いた文豪の傑作。
『五重塔』 幸田露伴
五重の塔を造った大工の職人気質を描く。
『吾輩は猫である』 夏目漱石
猫の目を通して描いた人間社会。
『こころ』 夏目漱石
人間とは何かを描いた漱石の代表的作品。
『高瀬舟』 森鴎外
江戸時代を舞台に安楽死問題を扱った作品。
『蜘蛛の糸』 芥川龍之介
お釈迦様が地獄の男を救おうと垂らした蜘蛛の糸にすがりつくが・・・。
『羅生門』 芥川龍之介
平安末期、死人の髪をとる老婆を見た下人はどうしたか・・・。
『山月記』 中島敦
虎に変身してしまった男の悲話。
『風立ちぬ』 堀辰雄
軽井沢を舞台にしたすがすがしい物語。
『山椒魚』 井伏鱒二
穴蔵から出られなくなってしまった山椒魚の悲哀。
『お伽草紙』 太宰治
童話を太宰流にアレンジした小品集。
『金閣寺』 三島由紀夫
美を独占しようと金閣寺に火をつけてしまう男の話。
『ロクタル管の話』 柴田翔
真空管の美に魅せられた少年の話。私の少年時代を代弁してくれてるような気がする。単行本『されどわれらが日々』に所収。
『しろばんば』 井上靖
少年時代の心の動きを見事に描いた自伝的小説。
『砂の女』 阿部公房
砂の穴の家に取り込まれてしまう昆虫学者の話。
『沈黙』 遠藤周作
江戸時代、日本にやってきた宣教師の苛酷な運命。神はいるのか?
『タイムマシン』 H・G・ウェルズ
人類の未来を描いた古典的SF。二つの種族に分かれてしまう人類の関係が衝撃的。
『マイナス・ゼロ』 広瀬正
タイムマシンで起こるパラドックスを扱った日本のSF。
『われら動物みな兄弟』 畑正憲
動物に寄せる愛情あふれるエッセイ集。
『吉里吉里人』 井上ひさし
東北の村が日本からの独立を宣言する物語。東北弁の文法講義もなかなか。
『「吾輩は猫である」殺人事件』 奥泉光
漱石の文体を見事に模倣した推理小説。
『ホワイトアウト』 真保裕一
冬のダムを占拠するテロリストと戦うハードボイルド物語。映画にもなった。
『秘密』 東野圭吾
母と心が入れ替わってしまった娘はどう生きるか。映画にもなった。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』 村上春樹
二つの話が同時進行してゆく物語の元祖?
『海辺のカフカ』 村上春樹
二つの話が同時進行してゆく物語。漱石の『三四郎』と通ずるところがあるかも。
『ねじまき鳥クロニクル』 村上春樹
二つの話が同時進行してゆく物語。頭の皮をはぐ描写がリアル。
『少年H』 妹尾河童
少年Hが体験した太平洋戦争の実録。
『星の王子さま』 サン・テグジュペリ
単なる童話のレベルを越えている、哲学的なメルヘン。
『イエスの遺伝子』 マイクル・コーディ
奇跡的治癒能力をもたらすイエスの遺伝子をめぐる戦い。
『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス
知恵遅れの男が天才に変貌するが・・・。
『カッコウはコンピュータに卵を産む』 クリフォード・ストール
ハッカーを追跡するコンピュータ管理者の話。
『ご冗談でしょうファインマンさん』 R・P・ファインマン
天才物理学者ファインマンさんの話。
『百人一首の秘密』 林直道
百人一首は実は暗号だった。百聞は一見に如かず。
『聖書の暗号』『聖書の暗号2』 マイケル・ドロズニン
旧約聖書には人類の未来が暗号となって隠されていた。その予言には・・・。
『神との対話1』『神との対話2』『神との対話3』 ニール・ドナルド・ウォルシュ
突然神と話ができるようになった作者に神は何と言ったか。なかなか説得力がある。「現代の聖書」かもしれない。
『宇宙人ユミットからの手紙』『宇宙人ユミットからの手紙2』『宇宙人ユミットからの手紙3』 ジャン・ピエール・プチ
すでに地球にいる宇宙人ユミットからのメッセージ。決してトンデモ本ではありません。
『利己的な遺伝子』 リチャード・ドーキンス
肉体は遺伝子を運ぶ舟に過ぎないのか?
『暗号解読』 サイモン・シン
情報社会は暗号によって支えられていることがわかる本。
『宇宙からの帰還』 立花隆
宇宙に出た人間は何を考えるのか?(宇宙飛行士へのインタビュー集)
『ファインマン物理学』I〜V R・P・ファインマン
本当に血の通った物理の教科書。物理を独学で勉強するには打って付けの教科書。
『虚数の情緒』 吉田武
数学の基礎から現代数学までが中学生にもわかる本。
『臨死体験 上・下』 立花隆
一度死んでよみがえった人は何を見たか。
『ソフィーの世界』 ヨースタイン・ゴルデル
哲学の世界を平易に解説してくれる物語仕立ての本。
『パラドックス13』 東野圭吾
究極のサバイバルを描くSF。人間模様がリアルで、考えさせられる作品。映画化が待たれる。
『脳はなぜ「心」をつくったのか』 前野隆司
心は脳が作った幻想なのか? 受動意識仮説というのが真実なのかもと思わせる本。
『目で見る美しい量子力学』 外村彰
二重スリットやAB効果など、量子力学的現象を実験で見せてくれる本。
『分子レベルで見た体のはたらき』 平山令明
たんぱく質がDNAからどのようにして作られるのかを解りやすく解説した本。
『永遠の0』 百田尚樹
戦争が、零戦の名パイロットの心を蝕んで行く姿を描く。
『すごい実験』 多田将
実験屋の筆者が、最先端の素粒子論を解りやすく解説。
『すごい宇宙講義』 多田将
実験屋の筆者が、最先端の宇宙論を解りやすく解説。
『趣味で物理学』 広江克彦
物理学で有名なサイト「EMANの物理学」の作者が書いた、物理学に対するアプローチの仕方がよくわかる本。
『趣味で相対論』 広江克彦
一般相対性理論までちゃんと数式を使って、しかもわかりやすく解説した本。
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