Σプロジェクトのしくみ
■各家庭を光ファイバーケーブルで結ぶ。
- プロトコルはTCP/IPとする。
- 現在のインターネットを超高速にして各家庭に専用線がつながっているようなイメージ。
- これはインフラとして、国が推進すべき分野だろう。これからの社会にあっては、道路を作るのと同じような意味があるのだから。
■各制作会社では
- レコード会社、ビデオ制作会社、映画会社、出版社はリリースした作品を自社のサーバーに保存する。
- 同時に検索情報をΣセンターの規格にしたがってファイリングする。
- このファイルはΣセンターのロボットプログラムが定期的に読み出してゆく。
- 動画など容量の大きい情報はレーザーディスクに収めておき、需要の多いものはより高速のハードディスクに複製して対応する。
- 需要の低いものは適宜テープに落して行く。
- 個人でリリースしたい作品があればプロバイダーのサーバーに保存する。
- 常に電源を入れておけるコンピュータがあれば、自分のマシンのハードディスクに入れておいてインターネットの専用線接続のような状態にしてもよい。
- テレビ会社は放映中のテレビ番組は全て付帯情報と共に録画していく。
- 付帯情報としては次のようなものがあるとよい。
- タイトル
- 制作者
- 登場人物
- ジャンル
- 放映日時
- 放映チャンネル
- どこの地域では何チャンネルで放映されたかをデータベース化しておく。
- 台本
- すべて付ける必要はないが検索を自由に行うためにできるだけサポートして欲しい。
■Σセンターでは
- Σセンターはこれらの作品の検索情報をロボットがサーチし、インデックスを自動的に更新する。
- 評論家の評価をはじめ、視聴者からの反響(何人の人が享受したか)を評価指数として記録し、検索の際に同時に表示する。
■各家庭では
- イージーユースには専用のコントローラーを作る。
- 家庭用テレビでもブラウズや検索が出来るようなインターフェイスにする。
- 情報の二次加工をするなど、より高度な利用をしたいユーザーにはパソコン各機種用のコントロールソフトとインターフェイスを用意する。
- 検索ソフトを起動すると、Σセンターに接続し、目的の作品を選んだら、制作会社からデータをダウンロードし表示する。
- ディスプレイ
- パソコンのディスプレイに表示できる。
- 画像データは家庭用テレビ画面にも表示できる。
- ハイビジョンにも対応しておく。
- 音楽の再生では各家庭のステレオに接続できる。
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