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場所・ルート | 奥秩父/入川・大荒川谷(雁坂トンネルの埼玉側) |
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目的・方法 | 沢登り |
期日 | 2008年9月13日(土)夜発〜15日(月) |
参加者 | 中村、高地 (2名) |
行程 |
▼9/13:22:00 平塚駐車場 === 雁坂トンネル手前、道の駅みとみ泊 ▼9/14:入川渓流観光釣り場 6:30 --- 7:30 赤谷沢出合 7:35 --- 道標から尾根状を 下る --- 9:07 金山沢出合 9:30 --- ゴンザの滝上 11:30 --- 12:20 小荒川谷出合泊 ▼9/15:7:20 --- 9:00 高巻き --- 9:30 中の二俣 --- 10:10 奥の三俣(左俣を登る) --- 11:30 稜線 --- 12:35 雁坂峠 --- 雁坂小屋 --- 14:15 樺小屋 14:30 --- 15:50 川又登山口 |
天候 |
▼9/14:早朝小雨。曇り ▼9/15:曇り。上部ガス。下山後、小雨。 |
報告 |
▼9/14: ■アプローチ: 前日は「道の駅みとみ」にテント泊した。屋根の下にテントを張り、快適だった。 早朝から小雨であり、気分上がらない。 入川渓流観光釣り場から歩き始める頃には雨は止んだ。ここにゲートが有り車は入れない。 赤谷沢出合までは車が通れそうな道幅でありトロッコ用のレールの残骸が残っている。 軽自動車が途中まで入っていたが、道は所々土砂崩れで傾いている。 私は調子が上がらず、スローペースで歩いた。前の週に夜勤だったからか、心肺機能が不 調だった。 赤谷沢出合から赤谷沢沿いに登り立派な吊橋を渡るとガンガン高度を上げる。 しかも赤谷沢沿いに道がついており、地形図と異なるので「この道間違ってないよな」と 不安になる。 金山沢出合への下降点は十文字峠への道標の地点から尾根を下る。 金山沢出合へ降り立った箇所には釣り人への注意看板があった。 ■沢: 金山沢の初めの淵は巻く。右岸には残置ロープが有り、4,5m程登ってから急な岩を下る。 又は左岸の泥ルンゼを5,6m程高巻くか、初めの一歩が難しい岩(高さ1m)を越して2,3mの高 巻きをするか。我々は空身で初めの一歩が難しい岩ルートを行った。ザックはザイルで引 張り上げ。 ゴルジュっぽい滝多し。 深い樹林に覆われ、苔むしていて、倒木が多い。 ゴンザの滝(2段20m):上段は登れないので、左岸、樹林を巻く(簡単)。 滝の上は幕営可能。以前、ここまで来て1泊して元来た沢を戻った事がある。 ゴルジュの2段6m滝:下段は登れるが、上段が登れない。ゴルジュの右岸ルンゼ(階段状) から巻く。岸に降りるのは2m程の切れた岩壁をクライムダウン。 沢が直線になり川原を進むと小荒川谷出合だ。小荒川は4m滝。 大荒川谷は樹林の覆われた谷になっている。 今日は急がずここに泊まる。 先行者パーティーはもっと先に行った様だ。 焚き火の薪は豊富に有り。 ▼9/15: 淵、ゴルジュ、滝・・・。 苔、樹林。 晴れていれば木漏れ日が美しいだろうが、生憎曇り。 樹林の切れ間もガスの為、景色無し。 ゴルジュの中の5m滝。「登れるかな?ここで高巻きは大変そうだな。」 と思って近づいてみると階段状で簡単に越せた。 20m滝:巻き。 左岸の泥ルンゼを巻くが上部トラバース気味になり足場が土でグズグズでここが一番恐 かった。上部でザイルを出した。続けて急斜面落葉帯をトラバース。ここも嫌だった。 岸へはルンゼ(15m)を懸垂下降。 中の二俣:1張りなら幕営可能。先行パーティーの泊まった跡があった。 20m2条幅広滝:階段状で楽しく登れる。 8m滑滝:幅広:楽しい。 20m2段幅広滝:階段状 奥の三俣:森の中の広場。 中央が本流らしい。我々は左俣に進んだ。こっちの方が稜線に出てから帰り道が短縮でき る。 川原状になると水が涸れる。 さらに斜度がきつくなる。ゴーロとガレの間という感じ。 沢は歩き難くなってきたので尾根に乗る。 樹林の中をフカフカの苔を踏み締めながら登る。ある意味贅沢だが、やっぱり歩き難い。 鹿道を進むと尾根に出た。 風が心地良い。ちょっと寒い。 もう秋の風だ。雲が下から湧き上がっている。 雁坂峠: 日本三大峠(雁坂峠(奥秩父)、針の木峠(北ア)、三伏峠(南ア))だそうだ。 日本武尊も通った由緒ある峠だそうだ〜。 雁坂小屋:言っちゃ悪いが、人来ないだろうな〜。 小屋のおじさん、暇そうだった。 樺小屋: 綺麗な立派な小屋だ。板の間8畳程。薪ストーブ有り。 雁坂小屋よりも人が来なさそうな場所。 この辺りは東京大学の演習林となっているようだ。 長い尾根をひたすら歩き、川又登山口、国道140号に出た。 荷物をデポして純平に車を取ってきてもらった。往復40分。 以上 |
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金山沢出合への下降点。 「十文字峠−川又」の道標 |
金山沢出合への下降 | 金山沢出合 |
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初めの淵。両岸共に急。 | ||
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ゴンザの滝 | ゴンザの滝上。幕営可能 | |
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ゴルジュの中の2段滝。 下段は登れるが上段が 登れなかった。 |
ゴルジュの中の2段滝。 右岸階段状ルンゼから 巻いた |
使用カメラ:現場監督28WB / 28mm f:3.5
使用スキャナ:COOLSCAN 4ED (Nikon)
使用スキャナ:COOLSCAN 4ED (Nikon)