恐怖の法則 1

人は危険を感じると寄り集まる

雪山で雪庇付近、雪崩危険地帯等に来た時など、初心者はやたらとくっついてくる。
一ヵ所に集まるとよけい危険だっちゅーに!
集まってくるなー 分散しろー!
そこが安全な場所だから集まってくるのではなく、どこにいても危険な時も、集まろうとする。
益々、雪に荷重かかり、雪庇崩壊や雪崩を誘発しやすくなる。 さらにもし事故った場合、全員事故に巻き込まれたら誰も救助する人がいなくなってしまう。

戦争なんかで銃撃を受けた時、わざわざ散るのは危険分散の為だろうが、シロートだったら恐くて寄り集まるだろーな。


歩くスピードに余裕が無いと前の人にピッタリくっつく


どうゆう事かというと・・・
必死こいて前の人について行こうとする場合、少しでも遅れるとそれを取り戻すのは一苦労です。この為、前の人との間隔をなるべく開けないようにします。
すると、前の人にピッタリくっついて歩いてしまうのです。 しかし、悲しいかな。いったん引き離されると、その差はドンドン広がってしまいます。
逆に、歩くのが速い人はちょっと離れてもすぐに追いつけるので、前の人との間隔は比較的広いです。あまりくっついて歩くのは、歩きづらいですね。

前後の人との間隔は「人がヘマ(落石、足を滑らす、等)をしても被害に巻き込まれ難い距離」より長く、「人が事故ってもすぐ助けられるようお互い見える距離」より短くするのが良いと思います。


人は脅威を感じると攻撃する

山に行くために休憩所で寝ていたら、浮浪者と間違えられて"自称空手XX段"のオッサンに殴られそうになった事がある。
ナウシカの「あなたは何を怖がっているの?」とジェド豪士(パイナップル・アーミー)の「OK 撃ってみろ」の気持ちが解った。
人間、脅威を感じると攻撃しようとする、という事が分かった。 その際、相手が本当に脅威かどうかは問題ではない。 そう感じるかどうかが問題、という事だ。

まぁ、私の例を持ち出すまでもなく、"中世ヨーロッパの魔女狩り"や"米ソ冷戦"を考えてみれば分かると思う。


首が安定しているとよく眠れる

テントで寝る時に、体はすっぽり安定しているのにどーも寝付けない事はないですか?
そんな時、首が安定していなくて、無意識のうちに首に力が入っている、という事があります。
やっぱり枕って大事?


電車のモーターは停車するとうるさい

JRの電車の車体に"モハ XXX"とか"クハ XXX"とか書いてあるのを見た事がありませんか?
この"モハ XXX"の""がモーター車の事なんです。""は知りませんが。
たまたま、モーターの上で寝てしまうと非常にうるさいです。 しかし、なんで停車するとうるさいんでしょ?

なぜ?うるさいのか? 以下のお便りを頂きました。

電車のモーターは停車するとうるさい。とのことですが うるさいのは「モーター」ではなくて「コンプレッサー」です。 電車(殆ど全ての鉄道車両)はブレーキを作動させるために 圧搾空気を使っています。
ブレーキは圧力がかかっていないときに効くように作ってあります。 (故障したときに安全な方に作動させるため) ブレーキをかけるためには回路の気圧を下げます。
停止している時にコンプレッサーが動くのはブレーキを緩めるための 空気圧をタンクに蓄積しているからです。
車両の記号に「モ」が付いているものには必ずモーターが付いていますが コンプレッサーが付いているのはその約半分です。
例えば「モハ103」と「モハ102」という記号が付いた電車では 必ず偶数の方(モハ102)にコンプレッサーが搭載されています。
しかも機器を振動から保護するため車体の中心近くに設置してあります。 うるさいのが嫌なら隣の車両か車体の端に移るべきです。 コンプレッサーを積んでいるのは一編成10両の内3両程度で、 必ず隣り合わせには連結されません。

ご指摘のモーターは台車に内蔵されています。 大抵、端の扉あたりの床下にあります。

記号の内「ハ」は昔の等級の名残で一等が「イ」(現在はなし)、 二等が「ロ」(グリーン車)、三等が「ハ」(普通車)です。

以上、鉄道マニアからでした。

IMPA7464@jpo-miti.go.jp    家泉「ねずみ」満弘