すいか隊リポート−46

                   2001年9月9日

「たこ焼」の作業は,無事に終了しました.普段のすいか隊よりも
ずっと大変だった「たこ焼」に参加なさった皆さん,お疲れさまで
した.これで芝が元気になってくれれば(^o^).

今日はすいか隊はありませんが,9月9日のリポートです.

▼翌朝も彼は仕事をしていた...
 昨日(9月8日)のアビスパ戦.サポーターの応援にこもった気迫
がすごかった.「今日こそ行ける,勝点3だ!」と一時は確信した
だけに,脱力感におそわれて過ごした昨夜〜今朝....

 試合翌日の朝8時27分.白恋グラウンドのピッチを,ローラー
車が走っていた.運転していたのは,ウルトラ札幌の上村くん...
去年の「12」,今年の「SAPPORO」の人文字の,仕掛人上村くん.

▼アビスパ戦の紙テープ大作戦
 アビスパ戦でウルトラ札幌は,紙テープ作戦を企画・運営した.
ゴール裏を2つのエリアに分け,バックスタンド側は赤の紙テープ,
メインスタンド側は黒の紙テープ.ゴール裏の観客に1本1本配り,
投げ入れるタイミングを説明して回った.

 いよいよ選手入場.タッチラインからフィールドに入る選手の数
を「1,2,3」とゴール裏のみんなで声を合わせてかぞえ,4人
目の選手が入る時に「ダーッ!」と紙テープを投げ入れた.
「赤と黒の紙テープなだれを,きっと選手達は見てくれるはず」
「今日こそはという俺達の気持ちが,きっと選手に伝わるはず」
ゴール裏B自由席の全面から,赤と黒の紙テープなだれが起きた.
 ※放送に入っていなかったぞ,がっかり(;_;)→HBC

この作戦のために,彼らは
・FC東京戦で資金カンパを呼び掛けた.
・数千本(たぶん5千本以上)の紙テープを手配し,手分けしてテー
 プの芯抜きをした(多分これが一番大変な作業).
・重い段ボール箱を運び,観客席まで持ち込んで紙テープを配った.
・各ブロックをまわって投げ入れを説明し,再度カンパをお願いし
 た.
・紙テープなだれの成功を願い,それが選手たちの力になる事を祈っ
 た.
そして,美しい紙テープなだれがゴール裏を飾った.

しかし,その願いは昨日も,勝利の女神には届かなかった...

▼元気ださなきゃ(^_-)
 試合の翌朝,9時前から白恋グラウンドを整備していた上村くん,
何を思って昨夜を過ごし,どんな気持ちで翌朝から仕事についている
のだろう...
 上村くんだけじゃなく,アビスパ戦を観戦した人たちの中には,翌
朝どころではなく,昨夜から普段の仕事に入った人も多いのだろう.
みんな,どんな気持ちで....

 しばらくの間また,監督批判だとか審判責任論だとかを聞かされる
のだろうと思うと気が重くなるけれど,嫌でも日常の生活に帰らなきゃ
ならないから,負け試合をひきずっては居られない....

いつまでも,へこんではいられない!元気出さなきゃ^^;....

「サポの元気が,コンサの元気.コンサの元気が,サポの元気」
  ↑札幌タイムス8.28「ぼくのコンサライフ(菊地一枝さん)」より.
   菊地さんはすいか隊リーダーの一員で,アビスパ戦ではCVS.
   妻がファンになった,素敵なコンサライフをおくる女性です.