小倉山城



所在地    美濃市小倉山
築城年代   慶長6年(1601年)
築城者    金森長近

上有知城ともいう、天正末期、佐藤秀方・方政父子は、小倉山東北の鉈尾山に城
を構えていたが、関ケ原の戦いにおいて方政は西軍の岐阜城に立てこもって敗れた。その後、飛騨高山城主の金森長近が武儀郡を加封され、長良川畔の小倉山に新
城を築き、城下町とした。
長近が慶長十三年に没すると、養孫の長光が三歳で襲封したが、同十六年に死去
し、嗣子がないため、金森家は断絶し、小倉山城は廃城となった。
現在は公園となっており本丸・二の丸と思われる石段・石垣がある。