白馬岳(1)
 憧れの大雪渓と白馬三山に行ってきました。このコースは人出も多く、山小屋も完備されていて、さすが人気コースです。あまりに有名で、行くのが恥ずかしくなるくらいですが、やはり、このダイナミックな稜線歩きができるコースは素晴らしいと思います。アクセスも良いし、人気コースとなる訳です。
 
 ただし、2日目の距離は長いので、コースの解説どおり杓子岳はパスすること。できれば、白馬鑓温泉で宿泊したほうが良いと思います。

行った日 1995年8月
アクセスメモ 
(1日目)猿倉駐車→大雪渓→白馬岳→白馬山荘(泊)
(2日目)白馬山荘→杓子岳→鑓ヶ岳→白馬鑓温泉→猿倉


 大雪渓を歩き始めたところ。以前の状態は知らないが、この年は豪雨で大雪渓が崩れた年でもあり、土砂が多いように見える。クレパスがパックリと口を開けていた。また、登りの多くは秋道を歩いた。
 雪渓の先にある青空が素晴らしかった。

 大雪渓を下ってくる人もいたが、結構滑って大変なようである。やはり雪渓は登りが良いか。



 葱平より天狗菱を望む場所。ここは天気が良ければ、思わず写真である。その右側は杓子岳。翌日には、この杓子岳から眼下に天狗菱を見下ろすことになる。ダイナミックな山旅だ。

 ただし、人出はかなり多く、自然観察員の制止を振り切って、立ち入り禁止の場所で写真を撮っているような人を多々見掛けるのは残念。静かならば気づかないのだが、こういう場合はたいていの場合、怒声が飛び交う。休日のアルプスの怒声はいただけない。



 白馬山荘の夕食。平地で食べるものと変わらない。また、我々は行かなかったが、別棟の喫茶ではアイスクリームやケーキが食べられるそうだ。資材はヘリで輸送するらしく、スキーのヒュッテみたいである。賛否両論はあろうが、登山者にとっては、快適な宿がリーズナブルな値段で提供されるのはうれしい。

 宿泊場所も簡易的に4人単位で仕切られた部屋になっており、聞くところによる、ピーク時の山小屋の惨状(1畳に2名以上)から考えれば、極楽状態である。我々は家族4人なので、このサイズはちょうど良い。


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