蝶ヶ岳(1)
 憧れの穂高、涸沢に向けて出発しましたが、あえなく徳沢でダウン。涸沢まで辿り着けなかった場合のバリエーションとして考えていた、徳沢泊り、空荷で蝶ヶ岳登山となりました。横尾からの蝶ヶ岳の登りはかなりきつく、一日で下ってしまうのはもったいない。やはり、ここまで来れば常念岳方面へ縦走したいものです。
 このあたりが停泊型登山の限界で、この穂高のアルプス銀座を行く場合は、山小屋泊りで、戻らずに一気に縦走というのが良いようです。

 とはいえ、徳沢での快適なキャンプ生活と快晴の穂高展望を満喫できました。岩場の穂高は登るのではなく、眺める山なのだと本気で思ったりします。(穂高は毎年夏山でも滑落しますからねぇ)

行った日 1996年8月
アクセスメモ
(1日目)平湯バスターミナル付近駐車→上高地→徳沢(泊)
(2日目)徳沢→横尾→蝶ヶ岳→長塀尾根→徳沢(泊)
(3日目)徳沢→上高地→平湯


 上高地バスターミナルにて。ここまではバス。ここからは体勢を整えて山に向かう。登山客が多く、行く人、帰る人、まさにバスターミナルの風情がある。ここから先は買い物が不自由になるので、買い忘れたものを買っておく。



 明神池の 岩魚。あまりにうじゃうじゃしていたので、思わず撮ってしまった。

 ここまではバスターミナルから1時間の観光ルートで、ホテル泊りの普通の格好をした女の子や家族連れに混じって進む。正直、スピードが違って、歩きにくい。



 徳沢に向かう道すがら、梓川沿いにて。徳沢までの林道は、起伏もなく全然楽勝である、ただし、距離的にはバスターミナルから正味2時間歩かなければならない。山慣れた人にとっては、林道の2時間は苦にもならないのだが。



 徳沢のキャンプサイトにて。こちらは、穂高を攻めて帰り道に疲れを癒すために寄る人が多いようである。山のキャンプ場にしては、異様に朝が遅かった。オートキャンプ場では考えられないような、草地にテントを張る。


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