PB150の業務使用ソリューション例
現在、私はこのマシンを用いて、勤務先の薬局の薬品データの整理(400件前後)を行っています。
薬局でメインで稼働しているのは98互換機上で走るDOSアプリ(EPSON MedicalのNew Recepty)です。互換機にはウインドウズ3.1すらインストールされていません。この互換機上で管理しきれない薬品データを、主としてFileMaker Pro(FMPro)とMac版のJGAwkを用い、PB150で整理しています。
まず、New Receptyから書き出した薬品データ(CSV形式)をFMProに読み込み、FMPro上でデータ整理を行います。FMProはユーザインターフェースの構築と改造が非常に容易かつ高機能という点ですぐれています。
次に、整理されたデータをCSVフォーマットでテキストデータとして書き出し、それをJGAwkを用いて整形します。最後に、Jeditなどを用いて改行コードをDOS向けに変換し、フロッピーに保存します。98互換機に出来上がったフロッピーを入れ、DOS上から印刷を行います(職場にはMac用のプリンタがないため)。このように、業務次第、扱うデータの規模次第では、ロースペックのマシンでも十分業務使用が可能です。