アジア旅行記 |
【ミャンマー編】 '96/04/27〜05/08 更新日:'96/09/07
◆フィルムが切れた!
何が起きたかは、次を読んでください。
【マンダレー】◆ショック!フィルムが切れた!!
で、結局、なにがどうだったか、これから何に気を付けたらいいのか?について少し
書きます。ちなみに、カメラはPENTAXのprogram-Aと言う、10年も前に買ったマニュ
アルの1眼レフでの話です。今どき同じ注意をしなくてはいけない人は少ないんでしょ
うね。
・原因
フィルムがなくなるとカメラの下にある「巻き戻しボタン」を押し込み、「巻き戻
しレバー」を回して巻き戻すわけです。フィルムが無くなったことは「巻き取りレ
バー」が1枚分巻き取れなくなったことで判断するわけです。10年もこのカメラを
使っていて今回、帰国してから初めて気づいたのですが(ガタが来たのかも知れない
けど)、「巻き取りレバー」がこのように中途半端な位置にあると「巻き戻しボタン」
が元に戻ってしまうことがあるのです。
元に戻ってしまうと巻き取り側は、巻き戻されないようにロックされるので、フィ
ルムが思いっきり引っ張られ切れてしまうわけです。
・対策
どうすれば良いか?ですが、2つ対策を考えました。
1.少し巻き戻してから、「巻き取りレバー」を目一杯まで巻き取り、その状態でも
う一度「巻き戻しボタン」を押す。つまり「巻き取りレバー」が中途半端な位置
で止ってないようにする。
2.「巻き戻しボタン」を押さえたまま巻き戻す。(ちょっと、やりにくいですが。)
◆フィルムが巻かれていない!
日本に帰る飛行機の中で最後のフィルムを巻き取りました。もちろん「巻き取りボ
タン」に気を付けながらです。すると、あっという間に巻き取りが終ってしまいまし
た。フィルムが切れた感覚はないし、「巻き取りボタン」押し込まれてる。「???」
なわけです。カメラ屋で「切れてるかも知れない」と言って、暗箱で開けてもらいま
したが、切れていませんでした。(左は切れたフィルムと何も写っていないフィルム)
現像して、唖然としました。何も写っていないのです。今度はフィルムが巻き取ら
れていないのです!
・原因
装填時にフィルムを「マジックニードル」にしっかり入れていなかったことになり
ます。
・対策
いつも気を付けているつもりでしたが、装填後の最初の巻き上げの時に、あるいは
巻き上げの際いつも「巻き戻しレバー」が回るかどうかを確認していれば、この悲劇
は防げたのです。
みなさん、気を付けましょう。