アジア旅行記

【中国編:87年版】 '87/07/28〜08/27          作成日:'96/08/25


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【北京(北京ダック、街角の光景)】 '87/08/21〜25

◆九龍壁


 

 文字通り9匹の龍をあしらった壁です。現在中国に残された九龍壁は故宮、北海公
園、そして大同の3つである。この3つすべてに行きました。 上の横長の写真が北
海公園、左上が故宮、右上が大同の九龍壁です。大同のものがもっとも大きく、
45.9m×8.0mあります。北海公園、故宮のは屋根の色などのせいか茶色い感じ
なのに対して、大同のは青い感じです。庭
園などの建物が全般的に“茶色い”感じな
ので、大同のは新鮮な感じでした。
 ところで、旅行中に知り合った大学生が
後日写真を送ってくれました。なんと無錫
の錫惠公園の西側にもあるというのです!
(左の写真)当時の物ではなく、あとで造
られたものとのことですが、北海公園のも
のも再建されたもので、実は両面に9匹の
龍がいて“十八龍壁”になっています。
「後で造られた」と言うのは「以前そんな
ところに九龍壁はなかった」と言うことな
のでしょうか?良くわかりません。


◆北京ダック
 北京ダックと言えば、日本でも名の通っ
た代表的な中華料理です。その北京ダック
の専門店で有名なのが“全聚徳”です。写
真は和平門の全聚徳です。
 有名になり過ぎたので腕が落ち、No1
を明け渡したとの噂も聞きましたが、本店
-支店の間の話なのか、他の店との話なのか
わかりません。第一本当かどうかもわかり
ませんが。
 ところで、この全聚徳を題材にした映画
があります。名前は忘れましたが、以前は
徳聚全と言う名前の店だったのですが、まっ
たくはやりませんでした。ある人がその店
を買い取り、これまでとは逆に多いに繁盛
するようにと名前をひっくり返し“全聚徳”
に変え、実際繁盛した。ところが以前の持
ち主が「暖簾を守るとの約束で売ったのに名前を変えるとは何事か!」てな事で一悶
着といった話です。
 またそれに似た“天下第一楼”という劇もあり、こちらの店の名前は“福聚徳”で
す。映画より後に創られ、余りに似ていたのでパクりではないかと問題になった作品
です。(結果がどうなったか知りません。)


◆街角の光景
 写真左は市民の足のトロリーバスです。2連結のバスで、路面電車のように架線か
ら電気を取って走ります。対向車を避けたりするときに時々はずれたりするのはご愛
嬌。路線にもよるでしょうが、大変込んでいて、バスが着くと我先にと乗り込んでい
きます。乗りたいのであれば負けてはいけません!
 写真右は後にも先にも1度しか見なかったのですが、食堂の前にワゴンが止まって
いて、ワゴン内のタンクからホースで何やら液体を店の中に運んでいます。何だろう
と思うと何とビールでした。
 

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