アジア旅行記

【中国編:87年版】 '87/07/28〜08/27          作成日:'96/08/24


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【北京(天安門、故宮、九龍壁)】 '87/08/15
◆天安門広場
 100万人が集まれるという、バカでかい広場です。以下の写真は広場の東南の方
から天安門のある北を向いて撮ったものです。左手には人民大会堂、右手には中国革
命博物館、中国歴史博物館があります。



◆天安門
 北京のと言うか、中国のシンボルの1つでしょう。天安門の真ん中には毛沢東首席
の大きな肖像がかかっています。(下の写真ではちょうどそこに妹が陣取ってしまっ
ていますが...)
 私の訪れた当時は天安門に登ることはできませんでしたが、現在は可能だと聞いて
います。この門をくぐり抜けると、故宮です。“門”といっても大きなしっかりした
建物で、とっても分厚いな〜、と感じました。
 


◆故宮
 天安門広場も、天安門も大きかったですが、故宮もとてつもなく大きいです。かな
り、はしょって見て回りましたがそれでも4時間かかりました。清朝の時代にあった
“金銀財宝”はあまりありませんでした。蒋介石率いる国民党政権が台湾に去る際に
持ち去ってしまったからと聞きました。
 2年後の89年の夏に台湾を訪れ、台北の故宮博物院へ行きましたが、“財宝”が
山のように展示されていました。説明では展示されているのはごく一部で、3ヶ月に
1回入れ換えを行い、全部展示するのに8年(だったと思う)かかるとのことでした。


 それでも故宮は十分に“すごい”と感じさせてくれるところである。とにかくその
スケールの大きさはすごい。下の左の写真のように両側に高い塀がずっと続いている
ところがあったりして、圧倒されました。
 右の写真は故宮の北側にある景山公園から撮ったものです。故宮の全景が見渡せま
す。(贅沢を言えばもう少し高いと良いのですが)
 


◆獅子
 故宮に限らず庭園や廟に行くと入口の
左右に2匹の獅子がいます。日本で言う
ところの狛犬にあたるのでしょうか。実
はこの左右の獅子は雄雌1対なのです。
雄雌の見分け方は簡単です。前脚で何か
を踏ん付けています。左の写真では“玉”
で、こちらが雄です。右の写真は“子供”
で、こちらは雌です。(ちなみに左右の
写真は同じ場所のものではありません。
つまり1対ではありません。)





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