アジア旅行記

カンボジア編  '97/04/26〜05/05            更新日:'97/05/31


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【期待のマッサージ(プノンペン)】  '97/04/28
◆GHでビックリ
ワットプノン  昨日の夕方ワットプノンのそばの移転先を確認しておいた Seeding Hand Massarge へ行ってみると結構人気が高く、今日はほぼフル。でも運良く3:00〜4:00 が予約が 取り消され空いており、その時間を予約できた。でもその時間まであと50分あるので、 一旦GHに戻ることにする。途中 Polis の兄ちゃんが呼ぶので何かと思えば、“ビー ルが飲みたいのでチップ”だと。何考えてるんだか。相手が相手なので“何されるか 分からんな〜”と少しビビリながらも知らん顔して宿の方へスタスタ歩いていく。
 GHに戻ってみるとさっきと同じでまた鍵が開かない。でも不思議なことに宿のお かみがやると開く。どんなコツがあるのだろう?やれやれと思い部屋に入ると、ベッ ドの上に出していた洗って乾いたばかりの服がない。部屋の掃除がしてあるので棚に でもしまってくれたのかなと探し回るがどこにもない。オイオイ、まさか盗られたん じゃないよな?と少し不安になりながらも、カメラなど金目の物は全部あるみたいな ので、のんびりとシャワーを浴びてから、下でおかみに聞いてみる。すると“エッ?” と驚いている。確認してもらったら間違えてランドリーにだしてしまったらしい。” 明日の朝早くチェックアウトするんだけど”と言うと、ボートのチケットをここで手 配してもらっているのでおかみも良く分かっていて夕方もらってきて部屋に入れとい てくれることになった。さてこの料金どうなるのかな?払う義務はないだろうけど、 でもどうせだったら洗ってない服を持っていってくれれば良かったのに。

◆期待のマッサージ
 ほぼ時間どおりにマッサージセンタへ到着。裏手にあるマッサージ室には6台くら いマッサージ用の台がならんでいた。用意された服を着替えてやってもらう。知らな かったが、2時間コースもあるらしい。うつぶせになって背筋を中心にマッサージさ れる。来る前は指圧(整体?)のように体のあちこちをボキボキ鳴らすイメージでい たが、筋肉をほぐす欧米式(?)の“マッサージ”だった。気持ち良いが、思ってい たのと違ったので、正直なところ何か少し物足りなかった。上半身のマッサージがメ インで、個人的には足の方をもっとやって欲しかった。
 同じ時間帯に欧米の女の人2人来ていたが、彼女達は車で帰っていった。そりゃマッ サージしてもらってすぐにバイクタクシーなんか乗りたくない。など思いながらも、 こっちは歩いて河まで行ってしまった。

◆足の向くまま、気の向くまま
 河に行く途中にオールドマーケットに寄ってみる。中には爪掃除屋(?)や散髪屋 まであり、物だけではなくサービスを売っている店が沢山並んでいるマーケットは始 めて見た。興味深かったがターゲットの客が御婦人方で何か場違いなところに迷いこ んだ感じがしたので、すぐに退散した。
 オールドマーケットの向かい側に Thai Air のオフィスがある。リコンファームの 必要はないはずだが、何せ旅行者の人が手書きでチョチョイと修正したチケットが不 安なのでリコンファームしておいた。リコンファームできたくらいだから、さすがに これで大丈夫だろう。
 河まで行って少しボーッとしたら帰ろうかななんて思っていたのに、結局歩いて王 宮まで来てしまった。水を買ったら昨日買ったときの半額の500Rだった。本当はこの くらいらしい。王宮のそばですわってホッとするもの束の間、急に雲行きが怪しくな り風が強くなってくる。雨に降られるのではと心配したが降りはしなかった。
 屋根のあるところで様子を見ていたら、20才の日本語を習っているという青年が話 しかけてきた。最初、少しうさんくさいかな?と思ったが、話してみるとどうも本当 に日本語が勉強したかったらしい。しかし、いくらこっちが暇だからと言っても、覚 えているガイド用挨拶を長々と聞かされたのは少々うんざりした。聞いてどぉせぇちゅ うんじゃ!まあ、晩飯時まで良い時間つぶしと思おう。
夕暮れの河辺  雲も晴れてきたし、そろそろ晩飯時かなとGHの方へ歩きだし、途中にあるポンロッ クへ行く。「歩き方」にカンボジア料理屋とある店だ。一人だと色々頼めないので、 だれかバックパッカーいないかな?と見渡すがあいにく見つからない。でもまた安く あげるのも何なので、エイッと一人で入る。持っていた空のペットボトルを捨てよう と、“ごみ箱ない?”英語で聞くが通じず、逆に水が欲しいと誤解されたみたいで、 変な顔をされた。清蒸魚(って言う中華料理の種類があったと思うけど)のようなも のを頼む。写真付のメニューなので安心して注文できた。2階席は河が眺められ良い が、でも暗くなると結局一緒。もう少し早めに来たほうが楽しめたかも。しかし通り のバイクがうるさい。これは少し興ざめ。料理はとてもおいしい。ジュースはちゃん と搾ったものが出てきた。フーッ満腹、ごちそうさまと思ったら、最後にココナッツ ゼリーが出てきて、もう喰えんぞと思いつつ食べてしまった。もう少し甘さ控えめの 方が好みだったが、お茶請けにするといい感じ。
 もうとっぷりと日も暮れていてガイドブックなんかで“夜は危険”なんて書いてあっ たのでバイクタクシー(これも危ないと聞いたこともあるが)を捕まえて帰りたかっ たが、いて欲しいときにはいない。やむなく歩く。まあでも本当にお腹いっぱいだっ たので、腹ごなしには丁度よいかも。でも夜の街を歩いて大丈夫なのか結構心配。と にかく止まらず歩くようにする。そしてなるべく明るくて人の多そうな所を選んで行っ た。杞憂だったのか、警戒したのが功を奏したのか、単に運がよかったのか、とにか く無事にGHへ到着した。しかし、こんなこといちいち気にしていたら旅行なんてで きないな。
 そうそう、ランドリーに持っていかれてしまった服はちゃんと戻っていた。さすが に料金も請求されなかった。これで出発できる。


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