アジア旅行記

カンボジア編  '97/04/26〜05/05            作成日:'97/10/18


アジア旅行記の索引ページに戻る
カンボジア編の索引へ戻る

【タクシーを借切って観光】  '97/05/04
◆シェムリアップをあとにする
GHスタッフと  やっぱり暑くて眠れない。だいたいシーツがタオル地なので暑い。途中何度か起き ては水を飲む。5:30の目覚ましで起きるが、うーん、眠い。シャワーを浴びパッキン グを始める。持って帰るだけのものと今日使うものを分け、取り出しやすいようにし ようとするが、もうデイパック1つには入りきらなくなっていた。6:00に運ちゃんが 迎えに来る。少し悩みながらパッキングを完了し、GHの前でスタッフの人達と写真 を撮って6:30に出発。
 GHは増設中でシャワー付の10ドルの部屋を6部屋作るとのこと。荷物が2つなの でバイクに乗りにくい。1つを背負い、1つを抱くようにしてバイクの後ろに乗った ので、前傾になれず、はねたときに後ろに傾きそうになる。空港に行く途中、昨日の 朝会ったYさんの乗ったバイクを追い越す。着いてみると昨晩の中国語を操る女の子 Nさんもいた。やはり帰国ラッシュ。
 プノンペンについてから3人で車をシェアして観光することになった。一人だった らきっとバイクにしただろうけど、シェアできるなら荷物もあるし、タクシーがいい。 よかった、よかった。飛行機はほぼ同じ時刻に2便あり、僕1人がまず先に行く。乗っ た機体はどうもマレーシア航空か、ガルーダのお古みたいで、マレー語(インドネシ ア語?)があちこちに書いてあった。ボートでは半日かかったが、30分でプノンペ ンに着いた。

◆国立博物館で博学になる(?)
 Yさんが両替しているときに昨晩食堂でタイ語を操っていたYdさんに会う。一緒に タクシーをシェアしようかなと思ったら、僕ら3人は夕方の飛行機でバンコクに向か うが、彼は昼の便なので11時に空港に戻ってきたいとのことで、国立博物館までシェ アすることにする。タクシーは25ドルから始まって17ドルで交渉成立。
 国立博物館には40分いたが、最後は駆け足。入るときチケットの半券をくれなかっ たが、土産に欲しいと言ってもらった。最初チケットは切ったり、穴を明けたりせず、 そのまま回収していたが、もしかして再利用するのだろうか?
 ここにあるラーマヤーナのハヌマーンの置物はまるで孫悟空のような感じ。ハヌマー ンと孫悟空ってのはもしかして、元をたどると同じものなのだろうか?また、アンコー ルの寺院にあったリンガは風化しているからか、ただの石の柱だったが、博物館にあっ たリンガはリアルだった。(リンガが何かは聞かないで)あと、ブッダの後ろのナー ガ(ヤマタの大蛇みたいな蛇)のナーガは上を向いているのが分かった。ナーガだけ だと前を向いてるんだけどね。博物館にくると“博学”になるねぇ。

◆再びキリングフィールド、トゥールスレンへ
 ここでYdさんと別れ、我々はキリングフィールドへ。僕は来るときに見たので、こ の前バイクの運ちゃんが休んでいたハンモックに横になって休む。なんとここでバン ティアイスレイで会った添乗員さんに会う。いやはや驚いた。しかしこんなところで ハンモックで休んでる日本人を見ると“普通”の観光客には異様に写ったんだろうな。
 続いてトゥールスレン。今日の入場料はきっちり2ドルだった。ここも見ているの で入口の休憩所みたいなところに座って待つ。欧米系の旅行者が来たとき、表で片足 を失った人が物乞いをしていた。どうするのかと思っていると2人に施しをしていた。 YさんとNさんが戻ってくる。ここで殺される前に撮られた写真が一面に張ってある 部屋辺りまできたら気分が悪くなったと言っていた。かなりショックだったが、来て よかったと言っていた。僕が“トゥールスレンには行かないの?”と言わなければ来 なかったとので、ある意味でラッキーだったといっていた。

◆日本へ
 観光は終りにして、Yさんが来るときに寄って美味しかったと言うレストラン、カ ルメッテにカンボジア料理を食べに行く。こんなのが食べたいというふうに、材料な り調理法なりを適当に言って注文した。結局スープ系が3品。そのうち1つは平たい 麺。1つは少し甘いスープ。もう1つは牛肉の入った生姜の効いた鍋。どれも美味し い。“わんこ飯”状態でなくなると、すぐにお代わりを持ってきてくれてお腹いっぱ い。デザートも出て1人4ドル。非常に良い。
ハンモック売り  マーケットに行き、各自土産の調達。僕はカンボジアのお菓子を買おうとしたが見 つからず、ジャスミン茶を買う。20小袋で14ドル。高い気がするが、香りは良い。 車のところに戻るが、Yさんがなかなか戻ってこない。待っている間にハンモック売 りがNさんにしきりに“ハンモック買って”と売り込んでいた。Nさん曰く、どう見 ても外国の旅行者に勧めたって、売れると思うかね?だって。まあ、そうだよね。
 今度はNさんと僕が先にバンコクへ。ドンムアン空港の中のKFCでYさんを待つ。 なんか去年のミャンマーからの帰りもここで時間潰したな〜。Nさんが買い物から戻っ てきてしばらくするとYさんがきた。ここでとぐろを捲き話をしていると、実はYさ んは物凄くタイに詳しいことが判明。話が尽きず、お陰で時間の過ぎるのが早かった。 3人で写真を撮り、彼ら2人は僕より1時間はやい便で日本へ。
 彼らと別れて搭乗ゲートで座っていると、もの凄く眠くついウトウトと眠ってしま う。乗り遅れないようにと言い聞かせながら目を開け、どうにか飛行機へ。席につい たらとにかく寝る。色々サービスがあるが無視して寝る。日本に着くと暑かった。行 きはジャケットを着てきたが、もう必要なかった。夏が近づいていた。


アジア旅行記の索引ページに戻る
カンボジア編の索引へ戻る