磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 カ行 コモンイトギンポ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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コモンイトギンポ 〔 コモンイトギンポ 〕ゲンゲ科
 見られた時期:4月~11月

海藻のある岩礁域や藻場等で比較的よく見られます。積極的に泳いでいるわけではないので、お魚を探している時などに海藻の中からヒョッコリと出てくる。個体数は普通。

○○ギンポという名前が付いてはいるが、普通に見られるギンポとは科が異なり、ダイナンギンポもまた科が異なる。ま、磯では総称して「ギンポ系」ですが・・・

真夏にも見られる種ではありますが、高水温には弱い。(他の魚は平気なんだけれど・・という水温)

飼育環境下で何を食べているのかが判りませんでしたので、元の磯へ戻しています。
撮影個体:5.5cm(成魚:7cm)
コモンイトギンポ 普段は上の画像のように海藻にからみついているのですが、撮影の為にライトを点けると、岩陰に隠れるか、或いは一生懸命に泳ぎ出してしまいます。

泳いでいるのを撮るのは大変なんだけれど、なんとか撮れたうちの1枚。ゲンゲ科の特徴である、背鰭、尻鰭、尾鰭が繋がっているのが判ります。

分布情報をご覧あれ、検索図鑑や Fishbase でも同一の人が報告している「三崎」だけです。「三崎」=「関東域」程度に考えてよいのかもしれませんが、他の地域にはいないのかしらねぇ?

*専門家の先生にご意見を伺いましたところ「分布が狭い魚であることに間違いないでしょう」とのことでした。
本や資料等による日本近海での分布
三崎
撮影個体:5.5cm(成魚:7cm)
 学名:Zoarchias neglectus