"THE GREAT KILIMANJARO"

Photo Africana (17) 日本の山男として悔しいことだが、富士山の高度を越えたあたりから頭痛は容赦なく畳み掛けてきた。約4000メートルの小屋で朝の2時頃まで仮眠を採って、ピークを目指す予定だったが、すでにキリマンジャロに飲み込まれてしまっていた。小屋近辺の写真を撮ることもできずへたり込んでいた私は、ようやく4時頃に小屋をスタートした。目標は頂上をあきらめて、キリの良い標高5000メートルに設定した。ひたすら急勾配の登りが続く。この写真は数百メートル登ったところで見えた日の出である。目の前に見える峰は、大昔の吹き飛ばされた山頂部分で、キリマンジャロの2番目の頂である。

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copyright 1997 Shigeki Harada
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