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WRITE IT LOUD!! ROLL OF ROCKS

                        1996年10月11日開始

                                  火だるまG

第8回:1997年1月25日

100YEARS FROM NOW/THE BYRDS(68 IN THE SWEETHEART OF THE RODEO)
LET IT GROW/ERIC CLAPTON(74 IN 461 OCEAN BOULEVARD)
TAKE IT AS IT COMES/DOORS (67 IN THE DOORS)


今から100年たって、僕が生まれ変わって、この世に戻ってきても、
人々はまだ、今と同じことをいっているのだろうか?
やっつけてやるとか、かりはきっちりと返す、むくいは受けてもらうとか。
そういう類のこと。
僕の見るところ、だれも、一体全体、なにが問題なのかはわかっていないみたいだし、
そんなことばかりいっていても、ただのくり返しなのにね。


今から100年もたてば、だれか1人ぐらいは考えを改めて、
人生の意味について1つや2つのことくらいは知るのだろうか?
やっつけてやるとか、かりはきっちりと返す、むくいは受けてもらうとか。
そういう類のことじゃなくて。
僕の見るところ、だれも、一体全体、なにが問題なのかはわかっていないみたいだし、
そんなことばかりいっていても、ただのくり返しなのにね。



四つ角で標識を探している。
いったいどっちに行ったら答えが見つかるのだろう?
でも、わかっていることもある。

愛を植えろ。育め。育てろ。慈しめ。 そして、
愛の花を咲かせろ。
夏の雨の日にも冬の雪の日にも、
愛のはなびらでそこいらじゅういっぱいにしろ。
愛は愛しい(LOVE IS LOVELY)。育め。

いつも自分の人生の意味が分からなくて困惑している。
マジで頼りになるダチを見つけるのは骨だし、
人生なんてなんにもないみたいだ。
でも、わかっていることもある。

愛を植えろ。育め。育てろ。慈しめ。 そして、
愛の花を咲かせろ。
夏の雨の日にも冬の雪の日にも、
愛のはなびらでそこいらじゅういっぱいにしろ。
愛は愛しい(LOVE IS LOVELY)。育め。

日々残り時間が減っているような気がするかもしれないけど。
そんなことはないない。じゅうぶん残っている。
それをどう使うかは君の勝手。

愛を植えろ。育め。育てろ。慈しめ。 そして、
愛の花を咲かせろ。
夏の雨の日にも冬の雪の日にも、
愛のはなびらでそこいらじゅういっぱいにしろ。
愛は愛しい(LOVE IS LOVELY)。育め。



生きるべき時間。嘘をつく時間。笑う時間。死ぬべき時間。
気にすることはない。受け入れるだけでいい。
愛を続けたいと願うならば、急ぐことはない。じゅうぶん急ぎすぎているぐらいだ。

歩く時間。走る時間。弓を大きく張って太陽に向かって射る時間。
気にすることはない。受け入れるだけでいい。
愛を続けたいと願うならば、急ぐことはない。じゅうぶん急ぎすぎているぐらいだ。

じっくり行きな。もっともっと好きになる。
受け入れるだけでいい。楽しむことだけ考えればいい。
気にすることはない。受け入れるだけでいい。
愛を続けたいと願うならば、急ぐことはない。じゅうぶん急ぎすぎているぐらいだ。
急ぎすぎている。急ぎすぎている。




今回の原稿を書く前の作戦は下記の如きものでありました。

グラムパーソンズとエリッククラプトン。
ともに激動の60年代のメインライン。
カントリーとブルースというエッセンシャルなエッセンスをロックにぶち込み、
ガキどもをFURTHER UP ON THE ROADに導いてくれた。

それぞれからの永遠の贈り物、上記2曲。
グラムはその後ドラッグの白い海で溺死。
エリックは白い海からの奇跡の生還を果たして、
この曲を書き、22年後の今でも、ばりばりの現役である。

同じ時代に同じ感性で同じことを歌った2人。
死と生との分かれ道。(CROSS ROAD)
ゴーサインは愛か?
ストップサインは孤立か?
あきらめか?
高踏か?

とか、書こうと思ったらさぁ、しっかり白い海で溺死したジムモリソン先生のこの歌が頭の中で鳴り出して、たりらりらんと破綻したのでした。
心有る若者よ。上記3曲必聴。

僕のこの歌詞にスポットをあてる連載で、取り上げる曲の音楽面が最高に格好いいことは保証します。大音量で10回続けて聴いてみてください。きっと感じるものがあるでしょう。(この企画、文章、考え方などの著作権は一応存在するといっておきます)


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